陸奥国を行く 3
福岡から新幹線と夜行バスで仙台までやってきました
仙台中央卸売市場の中にある「食事処さぬき」で朝メシ食ってから、
朝から猛暑の太陽が容赦なく照り付ける中、歩いて国分尼寺跡までやってきました
まっすぐ行けば国分尼寺ですが、右に折れていくと、
見えてきた、こんもりとした立木
そこにあるのは、聖武天皇の詔により建立された、陸奥国国分尼寺の金堂跡です
礎石が復元されている、陸奥国分尼寺の金堂跡
では、金堂跡を離れて、現在の国分尼寺のほうへ歩いていきます
聖武天皇の詔によりたてられた国分尼寺は、現在ではその跡地さえも不明になっているところが数多くあります
そんな中、陸奥国分尼寺は、現在は曹洞宗の寺院となって、当時の場所のまま今に続いています
門の右側に建つ脊柱
「法華滅罪之寺」と彫ってあります
法華滅罪之寺というのは国分尼寺の正式名称です
門の左側に建つ脊柱は「護國山 國分尼寺」と彫ってあります
天平13年(741年)、聖武天皇の詔により全国に建てられた国分尼寺のひとつです
中世には戦乱により荒廃しましたが、その後再興され曹洞宗に改宗し、さらに初代仙台藩主の伊達政宗により陸奥国分寺とともに諸堂の造営修理が行われて現在に至っているそうです
参道を奥に進んでいきます
山門
「護國山」と書いてある扁額の下を通り、
境内へ
造園業者のトラックが停まっていますが、正面にあるのが本堂でしょうか
高い位置にあり、石段を登っていきます
足元にはすごく小さな賽銭箱
手を合わせます
「やすらぎ観音」
梵鐘
境内の一角
なにやら石仏が並んでいます
山門の外にも石仏が立っていました
背後の石柱には「三界萬霊塔」と彫ってあります
では、国分尼寺を出て、
猛暑の太陽の下を歩いていきます
東北本線の貨物線、通称「宮城野貨物線」のガードをくぐると、
陸奥国分寺跡です
施設名 | 護国山国分尼寺 |
所在地 | 宮城県仙台市若林区白萩町33-26 |
電話 | 022-231-1086(護国山国分尼寺) 022-211-3693(宮城県文化財課保存活用班) |
FAX | |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 境内無料 |
交通 | 仙台市営地下鉄 東西線 薬師堂駅より徒歩10分 |
バリアフリー情報 | |
駐車場 | 有 |
令和5年7月現在
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