カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

曽枳能夜神社 後編

出雲国風土記を巡る旅 令和5年1月編

 

島根県出雲市の曽枳能夜神社に来ています

 

裏手の方には境内社が並んでいます

 

出雲大神社

 

御祭神はオオクニヌシでしょうか

この神社は門前に掲げられていた案内板にその名がありません

 

境内裏手に並ぶ末社

 

一段高い所に鎮座される末社、扁額では「韓国伊太氏神社」となってますが、門前の案内板では「韓国伊太氏奉神社」と書いてありました。

 

御祭神はスサノオとその息子のイソタケル

出雲国風土記の出雲郡の条において「審伎乃夜社」(そきのやのやしろ)と記載されている神社だとされています

 

若宮神社

御祭神は「土祖神」だそうです

 

伎比佐神社

 

御祭神は「伎比佐加美長依彦命」だそうですが、曽枳能夜神社の御祭神である伎比佐加美高日子命との関係性はわかりません

 

出雲国風土記の出雲郡の条に「支比佐社」(きいさのやしろ)と記載されている神社だとされています

 

 

恵比寿大明神

 

案内板には記載がありません

オオクニヌシの息子のコトシロヌシが祀られているのでしょうか

 

伎比佐加美高日子命が鎮座される曽枳能夜神社の本殿

 

社殿の横に立っている、注連縄が巻かれた木

 

「日御碕大神」だそうです

 

日御碕の神様というと、アマテラスでしょうか、スサノオでしょうか

 

 

天皇陛下御即位記念」

今上天皇が即位された時に植樹されたのでしょうね

 

境内の一角

 

注連縄が巻かれた岩

案内板にあった「岩神」でしょうか、

御祭神は「神魂伊能知奴志命」だそうです

 

 

「かんむすびいのちぬしのみこと」と読み、伎比佐加美高日子命の御祖神だそうです

 

出雲大社の境外摂社に「神魂伊能知奴志神社」があり、御祭神は造化三神カミムスビです。

 

第14代出雲国造である伎比佐加美高日子命の祖先は、国譲りの交渉役としてアマテラスからオオクニヌシのもとに派遣されたホヒのはずですが・・

 

ホヒの親はアマテラス、その親はイザナギ、その前に神代七代の神様があり、その前に別天神(ことあまつがみ)がおり・・・とたどっていくとカミムスビにたどり着く、という理屈なのでしょうか

 

 

そしてもう一つ末社

「釜神社」(かまのかみしゃ・かまかんさん)だそうです

 

サルタヒコ・イワナガヒメ・シオツチの神様を祀り、平成20年に曽枳能夜神社の境内に遷座されたそうです

 

神宮式年遷宮神楽奉納記念」の植樹

 

では、曽枳能夜神社を離れて、

 

歩いていきます

 

この通り「出雲ロマン街道」というそうです

 

その出雲ロマン街道のそばに、標柱と案内板が建っていました

 

 

 

 

この辺りは古代、出雲郡と呼ばれていました

 

施設名 曾枳能夜神社
所在地 島根県出雲市斐川町神氷823
電話  
FAX  
営業時間  
定休日  
料金 境内無料
交通

JR直江駅より徒歩40分

バリアフリー情報  
 
駐車場 門前に駐車できると思われるスペース有

  令和5年1月現在

 

 

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