日御碕神社 日沉宮

国引き神話の地を訪ねて 6

 

島根半島の西端、日御碕神社に来ています。

 

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日御碕に鎮座される日御碕神社

 

 

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ご祭神はアマテラスとスサノオ姉弟

 

境内の「日沉宮」(ひしずみのみや)にアマテラスが、「神の宮」にスサノオが祀られています。

 

 

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鳥居をくぐると大きなレリーフがありました。

 

 

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わかめの豊漁を祈る「和布刈(めかり)神事」のレリーフだそうです。

 

 

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手水舎と神門

 

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神門の両脇では木製の狛犬が守っていました。

 

 

 

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神門の奥へ

 

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神門通って右側にある末社「門客人社」、なと読むのだろう?「かどのまろうどのやしろ」とでも読むのかな?

 

ご祭神は櫛磐間戸神

 

 

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左側の末社「門客人社」、ご祭神は豊磐間戸神

 

クシイワマドとトヨイワマドは神社の門を守る神様です。

 

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正面の「日沉宮」(ひしずみのみや)

重要文化財の拝殿で手を合わせます。現在の社殿は江戸時代初期の寛永20年(1643年)に竣工したものだそうです。

 

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日沉宮のご祭神はアマテラス

 

元はここまで来る時に見た経島(経島)に祀ってあったのを、天歴2年(948年)この地に遷座されました。

日の出に象徴される太陽神アマテラスと日没の夕日を結び付ける、出雲独自の視点を反映したものだそうです。

 

 

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向かって左側から見上げる本殿。

 

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向かって右側に回っていきますと

 

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昭和天皇の御製だそうです。

 

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その先の石段から本殿を見ますと

 

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妻面の彫刻は中央に太陽、右につき、左に星。それぞれアマテラス、ツクヨミスサノオ姉弟をあらわしているそうです。

 

アマテラス・ツクヨミは分かるが、星がスサノオってのは初めて聞いたな・・・

 

 

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拝殿右奥にある末社「蛭児神社」、ご祭神は蛭児命

 

ヒルコというのはイザナギイザナミが最初に産んだ神で、今では西宮神社のえびす様として祀られています。

 

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さらに奥の末社「韓國神社」(からくにじんじゃ)、ご祭神は素戔嗚尊スサノオ)と五十猛命イソタケル

 

イソタケルスサノオの息子で、日本書紀に別伝として収録してある一書(あるふみ)に出てきます。

 

その一書によると、スサノオ高天原を追放された後、息子のイソタケルを連れて新羅に降りましたが「こんなところは嫌だ」と言って舟で出雲にやってきたそうです。

この時、イソタケルは木々の種を高天原から持ってきましたが、新羅には植えずに日本に来てから植えたそうです。このため朝鮮半島は禿山ばかりで日本は青々と木が茂っているそうな・・・

 

イソタケルは木の国(紀伊)の伊太祁曽神社 に祀られています。

 

 

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さらに奥の石段を上ると

 

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何やら細長い社殿がありました

 

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いろんな神様がこの中に祀られています。

さしずめ神様のアパート、ってとこかな・・

 

 

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その奥にあるこの社殿は「宝庫」だそうです。

 

その宝庫の裏にひっそりと建っているのが

 

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末社の「荒魂神社」、ご祭神は速荒雄命

 

初めて見る神で何と読むかもわからなかったのですが、いろいろ調べてみると「はやすさのおのみこと」と読むようです。

言われてみればスサノオの「スサ」は「荒ぶ(すさぶ)」の意味ですが・・・

 

スサノオの分霊を祀っているのでしょうか。

 


 

施設名 日御碕神社
所在地 島根県出雲市大社町日御碕455
電話 0853-54-5261(日御碕神社社務所
0853-54-5400(日御碕ビジターセンター)
営業時間  
定休日  
料金 境内無料
交通 JR出雲市駅より一畑バス日御碕行きに乗車、日御碕停留所下すぐ(本数少ないので注意)
バリアフリー情報 駐車場から神門前まではほぼフラットだが、その先日沉宮までは数段の石段有、スロープ無。神の宮はさらに石段の上にありかなり厳しい。
駐車場

 

 

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≪参考リンク≫

出雲観光協会 日御碕神社