武雄温泉 元湯

武雄温泉紀行 1 / 青春18令和4・5年冬紀行 4日目

 

令和4年12月後半のある日、電車に乗って武雄温泉駅までやってきました

 

武雄温泉駅

長崎新幹線の全線開業までの間の一時的な乗り換え駅となっています。

 

もっとも大人の事情あって佐賀県が強硬に反対しており、全線開業の目途はたっておりませんが・・・

 

駅から武雄温泉街の方へ歩いていきます

 

突き当り、武雄温泉の楼門が見えます

 

武雄温泉楼門

 

大正4年竣工

東京駅を設計した辰野金吾によるものです

 

楼門内の温泉施設

 

楼門入ってすぐの場所にある「元湯」「蓬莱湯」の入り口

今日は元湯に入ろうと思います

 

 

自動券売機で元湯の入場券を購入し、受付に出します。450円です。

券売機と受付は元湯・蓬莱湯共通ですが、入り口は別になっています。

 

 

中に入ります

入ってすぐ左が女性用の浴室

 

そして奥の方が男性用の浴室になっています

 

中に入ります

 

 

脱衣室・浴室内は撮影禁止となっています。

 

木目を基調とした脱衣室、壁沿いにロッカーが並んでいます。ロッカーは100円のコインリターン式となっています。

 

浴室に入ります。浴室は脱衣室より一段下にあり、階段おりて浴室に入ります。

 

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≪武雄温泉パンフレットより転載≫

 

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浴室は天井が高く、吹き抜けになっているようで、12月の今結構寒い!

 

壁沿いに洗い場があり、浴槽は二つに分かれています

それぞれ「ぬる湯」「あつ湯」と札がかかっています。

 

身体を洗ってまずは「ぬる湯」の方へ・・・しかし、ぬる湯と言っても、僕にとっては全然ぬるくない・・・むしろ熱い・・・

ぬる湯と言っても、42~43度くらいあるらしい。一般的な入浴適温が41~42度くらいだから、そりゃ熱いな・・・

 

「あつ湯」の方に移動してみます。こちらは45度くらいに設定してあるそうで・・・

ぼくにはとても熱くて長くは浸かってははおれず、すぐに出てぬる湯の方に移動

 

そのぬる湯には、やっぱりちょっと熱いな・・と思いながら、結構長く入っていました。

 

ゆっくり入ってから出てきました。

 

 

ロビーの壁にかかっていた「秀吉公温泉掟書」

 

1592年に豊臣秀吉が出した掟書きだそうです

 

秀吉は朝鮮出兵の際、武雄温泉を負傷した兵士の湯治場として利用したそうです。

 

外に出てきました

駐車場から見る元湯の全景

 

背後の山にはごつごつとした岩肌が見えています

 

肥前国風土記には、杵島郡の項目において

「郡の西に温泉が湧き出ている。岩が険しくて人が訪れることはまれである」

と記載されており、これが武雄温泉のことだと思われます。

 

 

 

ここは長崎街道の塚崎宿、本陣があった場所だそうです

 

 

楼門の正面にあるのが武雄温泉新館

もともとは浴場として大正4年に竣工しました。昭和38年に浴場としては閉鎖、平成15年に復元工事が完了公開されたそうです。

 

中には当時の浴場が復元されていますが、今日は休館日で中には入れませんでした

 

 

こちらは貸切湯

 

こちらは日帰り浴場の「鷺乃湯

入浴料は680円と、元湯・蓬莱湯(450円)に比べてちょっと高め

 

鷺の湯に隣接する旅館「楼門亭」

宿泊客は鷺乃湯・元湯・蓬莱湯の浴場を無料で利用できます。

 

 

施設名  元湯
所在地  佐賀県武雄市武雄町武雄7425
電話  0954-22-2001
温泉名  武雄温泉
源泉名  武雄温泉 第6号源泉
泉温  48.9度
泉質  アルカリ性単純温泉( 低張性 アルカリ性  高温泉)
利用形態
料金・営業時間
宿泊 不可(敷地内に旅館楼門亭あり)
日帰り 可 / 450円 / 6:30~24:00
浴槽の管理 循環濾過
加温有り
塩素系薬剤使用
浴槽の種類 男女別
 露天 
 内湯 有
混浴
 露天 
 内湯 
家族・貸切
 露天  
 内湯 
備品・設備 ボディソープ  有
シャンプー     有
タオル(日帰り)  
ドライヤー   有
ロッカー        有
自動販売 ソフトドリンク    有
アルコール飲料  
瓶入り牛乳    有
アイスクリーム  有 
その他
食事処  無
アクセス  JR武雄温泉駅より徒歩15分
駐車場  有
温泉について  神宮皇后が凱旋の際、太刀の柄で岩を一突して湯が湧出したと言われている。肥前国風土記にも記述がある歴史ある温泉。

令和4年12月現在

 

 

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≪参考リンク≫

武雄温泉元湯 武雄市観光協会