武雄温泉紀行 2
楼門から出て、脇の坂道を山の方に登ってみます
下から見たときは「ちょっと趣味悪い旅館だな・・」と思いましたが、
どうやらここは18歳未満お断りのお店らしいです
そこから登っていくと・・
崖に沿ってなにやらたくさんの石仏が置かれており、
「陽刻線書宝塔」
13世紀中頃~後半に造られた宝塔だそうですが・・・
見上げると、それらしきものが・・
「四面には各々金胎の四仏を陽刻線書きを主体に一部印刻して描いています」だそうですが・・
よーく見るとそれらしきものはありますが、風化によるものでしょうか、はっきりとはわかりません。
そこからさらに進むと石段がありました
登ってみます
上がった高台には二本の案内板が建っており、
明治35年の建立だそうです
山側を振り返ってみますと、
これが薬師如来でしょうか
でも案内には「鋳造」とあるが、これは石仏だよな・・
「昭和17年ごろ軍用に供出された」とも書いてあるので、その後石仏で再建されたのだろうか・・
よくわかりません
そしてもう一本の案内板
「淀姫神社」
武雄第二代領主後藤資茂が温泉の鎮守として建立したそうです
そして・・・
岩肌の上の方に、石造りの祠が・・・
これが淀姫神社でしょうか・・・
御祭神の淀姫命は神功皇后の妹だそうですが、
古事記には神功皇后のきょうだいとして虚空津比売命(そらつひめのみこと)・息長日子命(おきながひこのみこと)の名がありますが、淀姫命という名はありませんでした。
登ってみます
岩肌は階段状にくぼみが刻んでありますが、滑りやすく非常に危険
慎重に、手をついて登ります
登ったところにある石造りの祠
しかしよくもまあ、こんなところに祠を建てたもんだ・・・
登るのもきつかったけど、降りるのはもっと怖かった・・後向きに手をついて慎重に降りてきました
施設名 | 淀姫神社 |
所在地 | 佐賀県武雄市本町7152 |
電話 | |
FAX | |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 無料 |
交通 | ☆武雄温泉駅より徒歩20分 |
バリアフリー情報 | |
駐車場 | 無 |
令和4年12月現在
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