カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

高島航路 令和4年9月

唐津市の、「宝くじが当たる」として知られる宝当神社がある高島、その高島への渡船の乗り場まで来います。

 

 

待合所

中は無人です。

 

渡船の乗り場に向かいます。

 

小さな小屋があり、切符売り場の窓口ようなものがありますが、ここも無人

きっぷを売っているわけではありません。

 

 

桟橋には高島への定期船「ニューたかしま」が停まっています。

 

高島への渡船は一日6往復だけです。

また、潮汐の関係で時刻が変更になることもあるので、あらかじめ電話などで確認されてからお出かけされることをお勧めします

(佐賀玄海漁業協同組合高島支所 0955-73-1585)

 

ぼくも一度、福岡からバスに乗ってきてみれば、あれ、船が無いぞ・・・という事態に直面したことががありました。

 

 

次の渡船は10時0分発です。

出港15分前になると船員さんが降りてきて、乗船手続きを始めました。

 

高島への運賃は片道220円、船員さんに支払うと小さな乗船券をくれます。

と言ってもこの乗船券、この後改札や集札はありませんので、領収証のようなものでしょう。

 

なお、ほかに唐津から高島への渡航手段としては、唐津城下の桟橋から海上タクシーも出ています。

 

 

 

乗り込みます。

 

船室

片側に3列ずつのシートが並んでいます。

 

後部甲板

 

高島への所要時間約10分、ここで過ごすことにします。

 

停泊中の舟からは唐津城が見えます。

 

周りは海に囲まれて、城の守りは固そうです。

 

 

10時00分、出港

桟橋を離れていきます。

 

海中に立てられた竿に沿って船は進んでいきます。

進路を示すために立ててあるのでしょう。

 

 

唐津城が見えます。

唐津城の城主、すなわち唐津藩の藩主は、譜代大名が勤めてきました。

 

ちなみに佐賀と唐津、現在は同じ佐賀県となっています。

しかし江戸時代の佐賀藩は外様の鍋島家、唐津藩は譜代が治める国であり、両者の仲は良好なものではなかったそうです。

 

 

唐津城と東唐津を結ぶ舞鶴橋の下をくぐって高島に向かいます。

 

老中として天保の改革を断行した水野忠邦も、元は唐津藩の藩主でした。

 

舞鶴橋をくぐると唐津湾に出て、高島を目指します。

 

 

 

高島に向かって進んでいきます。

 

船は高島に近づきます

 

 

高島から漁船が出港していきました。

 

高島漁港に入港

 

唐津から乗ってきたニューたかしま

 

 

 

 

漁港の前に立つ3本の石碑。

 

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≪参考リンク≫

唐津市 高島航路時刻表
宝当神社参拝ガイド←公式のものではなく個人作成のものと思われますが、参考になります