バスを降りて、高島への渡船乗り場に向かいます。
待合所
中はベンチとトイレだけ。切符売り場はありません。
桟橋の前には小さな小屋があり、時刻表が掲げられていて出札窓口のようなものがありますが、ここも閉まっています。
桟橋前には、船から降りてきた船員さんが立っていました。運賃は船員さんに直接支払います。220円、支払うと小さな乗船券をくれました。
もっともこの後改札・集札されることは無いので、乗船券というよりも領収証のようなものでしょう。
桟橋には小型船が停まっています。
船室
後部デッキ
杖ついたり押し車を押してる爺ちゃん婆ちゃんとか、買い物袋を提げた島民や、観光客とが一緒に乗っています。
11時40分、出港。
唐津城を見ながら進んでいきます。
先のほうには目指す高島が見えています。
外洋に出ました。
しぶきをあげながら高島目指して進んでいきます。
振り返ると唐津城が小さくなっていきます。
高島が近づいてきました。
高島港に入ります。
唐津から約10分、高島着。
桟橋に泊まる船
正面は漁協の建物のようです
正面には何やら石碑が三つ
左の石碑は「電燈電話開通記念碑」と彫ってあります。
「電燈開通 昭和十一年七月二十五日」「電話開通 昭和三十年三月十二日」だそうです。
昭和の初めまでランプとろうそくしかなかった島に、電気の明かりがともった時の島民の喜びは言いようのないほどだったでしょうね。
真ん中の石碑は「防波堤竣場記念碑」、『竣場』とはあんまり聞かない言葉だな。竣工と同じ意味なんだろうけど。
右端は「野﨑定蔵君之功労碑」、野﨑定蔵さんがどんな方かは知らないが、島民のほとんどは野崎姓だそうです。
これからお参りする宝当神社の御祭神が野崎綱吉です。綱吉は高島に流れ着いた戦国時代の武将で、綱吉の没後、島民は野崎姓を名乗り始めたそうです。
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平成29年9月
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駅弁の話
≪参考リンク≫
唐津市 高島航路時刻表
宝当神社参拝ガイド←公式のものではなく個人作成のものと思われますが、参考になります