日向神話を訪ねる旅 1
新幹線に乗って鹿児島中央駅までやってきました。
在来線ホームに移動します。
JR九州783系、8時49分発の宮崎行き特急「きりしま6号」。
10月のSUNQパスを使った三日間のバス旅に続き、11月半ばにも宮崎を訪ねました。
サブタイトルを「日向神話を訪ねる旅」としましたが、昨日までのレポート「日向三代を訪ねて」と似通ったものになったのはご勘弁ください。
結局、旅の目的が同じようなものなので・・・
車内。
783系は国鉄民営化後、JR各社の中で最初に新製投入された特急型電車です。
かつては「有明」「かもめ・みどり」といったJR九州の看板列車として走っていましたが、その後は新幹線の開業・新型車両の導入に伴い都落ちしてローカル特急に充当されています。
乗降扉が車両中央部にあり、客室が車両の前後に分かれているのが最大の特徴といえるでしょう。
とはいえ、荷棚や横引きカーテン、蛍光灯などに、まだどことなく国鉄の残り香がします。
指定席車に座ると、早速車掌さんが検札にやってきました。
所持していた「みんなの九州きっぷ」と指定券を提示します。
「みんなの九州きっぷ」はJR九州が期間限定(令和2年12月27日まで)、土日祝限定、ネット限定で発売しているフリー乗車券です。
2日間有効、北部九州5000円、全九州10000円。
エリア内のJR九州の新幹線・特急列車を含む全列車が乗り降り自由、また普通車指定席も6回まで利用できます。
8時49分、発車。鹿児島市内を走ります。
鹿児島中央駅で購入した駅弁「黒豚横丁」
ほほう!うまそうだ
考えてみれば駅弁はよく購入するが、列車の中という本来のいただき方をする機会も減ったなあ・・
鹿児島駅
元ははここが鹿児島県の中心駅であり、鹿児島本線と日豊本線の境界も戸籍上はこの鹿児島駅です。
しかし時代の流れとともにその機能は一つ隣の西鹿児島駅にシフトしていきました。
鹿児島の海を見ながら、鹿児島の駅弁を味わいながら、朝から傾けるビール・・・
うーん、なんという贅沢・・・
列車はしばらく錦江湾に沿って走ります
鹿児島へ向かう特急きりしま5号と交換
787系は今乗ってる783系に続きJR九州が製造した特急型電車です。鹿児島本線を走る特急「有明」を「つばめ」と改名して充当されました。本格的なビュフェも備えたJR九州を代表する特急列車でしたが、新幹線の開業によりこちらも都落ちしてローカル特急に充当されています。
錦江湾を離れて、列車は山中を走ります。
日豊本線のこの区間は単線。山間の小駅で運転停車しては、普通列車と交換します。
また通過する駅でもポイント通過時は減速し徐行します。一線スルー化などの高速化対応はなされていないようです。
都城駅に停まります
大淀川を渡り
鹿児島中央から約2時間、10時55分、宮崎着。
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