カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

岩屋後古墳・御崎山古墳

神話と古跡を訪ねて 9

 

f:id:karibatakurou:20200508055011j:plain

 さて、神魂神社からバス停がある国道432号線まで出てきましたが、周辺は田園が広がっています。

その田園のど真ん中に「岩屋後古墳」なるものがあるようなので、行って見ます。

 

 

 

f:id:karibatakurou:20200508055252j:plain

 まさに田圃のど真ん中にそれはありました。

 

 

f:id:karibatakurou:20200508060400j:plain

 

 

f:id:karibatakurou:20200508061201j:plain

 土を持った上に岩が飛び出ています。

 

f:id:karibatakurou:20200508061604j:plain

 墳丘の上に登ってみると、そこは風化した岩に囲まれた石室でした。

 

岩屋後古墳は6世紀後半の古墳、形状は後世に削られたため不明だが全長20m前後の方墳または円墳と考えられている。

副葬品は盗掘により不明、墳丘周辺からは人物埴輪や革袋型土器が出土している、のだそうです。

 

ここにはるかな昔の古代出雲豪族が眠っていたのですね。

 

f:id:karibatakurou:20200508062252j:plain

 石室を裏側から見てみます。

 

この先に見える、丘にも古墳があるそうなので、行って見ましょう。

 

f:id:karibatakurou:20200508062636j:plain

 岩屋後古墳からまっすぐ伸びる農道の突き当り、右に曲がって進み

 

f:id:karibatakurou:20200508063140j:plain

 あぜ道の先の方、

 

f:id:karibatakurou:20200508063905j:plain

 奥に何やら看板らしきものが見えます。

 

f:id:karibatakurou:20200508064540j:plain

 「御崎山古墳」の案内板でした。

 

全長40m、出雲最大級の古墳(全長90m)に次ぐ大きさで、これも6世紀後半のものだそうです。

自然丘と同化していて 外見にはよくわからないが・・

 

f:id:karibatakurou:20200508065022j:plain

 竹藪の中、上っていくと

 

f:id:karibatakurou:20200508065209j:plain

 何やらお社があり

 

f:id:karibatakurou:20200508065357j:plain

 おそらくここが、墳丘の頂上なんでしょうね。

 

岩屋後古墳

島根県松江市大草町882

電話0852-22-5880(島根県教育庁文化財課)

 松江駅(駅前4番バス乗り場)から一畑バス 八雲線風土記の丘入口下車徒歩5分

 

前<<<  神魂神社 奥宮 - カリバ旅行記

次>>>  出雲国庁跡 - カリバ旅行記

 

 

≪タクロウ作成のサイト≫

小説古事記
温泉の話
駅弁の話
古事記ゆかりの地を訪ねて