神話と古跡を訪ねて 9
さて、神魂神社からバス停がある国道432号線まで出てきましたが、周辺は田園が広がっています。
その田園のど真ん中に「岩屋後古墳」なるものがあるようなので、行って見ます。
まさに田圃のど真ん中にそれはありました。
土を持った上に岩が飛び出ています。
墳丘の上に登ってみると、そこは風化した岩に囲まれた石室でした。
岩屋後古墳は6世紀後半の古墳、形状は後世に削られたため不明だが全長20m前後の方墳または円墳と考えられている。
副葬品は盗掘により不明、墳丘周辺からは人物埴輪や革袋型土器が出土している、のだそうです。
ここにはるかな昔の古代出雲豪族が眠っていたのですね。
石室を裏側から見てみます。
この先に見える、丘にも古墳があるそうなので、行って見ましょう。
岩屋後古墳からまっすぐ伸びる農道の突き当り、右に曲がって進み
あぜ道の先の方、
奥に何やら看板らしきものが見えます。
「御崎山古墳」の案内板でした。
全長40m、出雲最大級の古墳(全長90m)に次ぐ大きさで、これも6世紀後半のものだそうです。
自然丘と同化していて 外見にはよくわからないが・・
竹藪の中、上っていくと
何やらお社があり
おそらくここが、墳丘の頂上なんでしょうね。
岩屋後古墳
松江駅(駅前4番バス乗り場)から一畑バス 八雲線風土記の丘入口下車徒歩5分
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