神話と古跡を訪ねて 8
神魂神社(かもすじんじゃ)には奥宮があり、磐座(いわくら)があるそうです。そちらのほうに行って見ます。
ここ、神魂神社の横にある高校の入口、どうもその奥宮はこの先にあるようなのです。
行っていいのかな・・・
「当校敷地内に許可なく立ち入ることを禁止します」という看板も立ってるが・・
まあ、とにかく行ってみよう。学校関係者に何か言われたら、その場で訳話して許可を求めればよかろう。
この先、学校の校舎、
その横を抜けていくと
石碑が並んでいる。
高校の活動の成果を記念して建立されたもののようだが、その先、
ここのようです。
二本の木の間に注連縄を渡してあります。
ここにくるまで、校舎や学校駐車場のそばを通ってきましたが、学校の敷地内に入ったという感覚はありませんでした。
ほとんど公道のような感覚です。
ただ、ここまで案内板は何もないので、始めてくるときはかなり戸惑います。
立樹に注連縄が張ってあって、その先、参道の真ん中にどでーんと立樹
その横に苔むした手水鉢
石段を登っていきます
木漏れ日の中、お社が見えました。
この磐座、相撲の祖とされる野見宿祢(のみのすくね)が、相撲の修行をした場所なのだそうです。
野見宿祢は神魂神社を創始したアメノホヒの子孫で、第13代の出雲国造(いずものくにのみやつこ)ともいわれています。
第11代垂仁天皇の御代、当麻蹴早(たいまのけはや)との天覧相撲に勝ち、その後宮中に出仕しました。
身分が高い者が亡くなった時、使用人も一緒に生き埋めにする「殉葬」をやめさせ、代わりに埴輪を立てるようにした人物としても知られています。
磐座
苔むした大岩がたくさん鎮座されていました。
野見宿祢が山から集めてここに運んできたものなのでしょうね。
手を合わせてから、元の道を引き返しました。
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