神話と古跡を訪ねて 10
古墳を見学した後、
この近くに 出雲国の国庁跡があるそうです。そう遠くないようなので、行って見ましょう。
岩屋後古墳においてあったパンフレットと、携帯電話の地図を頼りに進んでいきます。
この辺りは古代条里制のあとが残っているそうです。
うーん、言われてみれば、そんな気も・・しかし近代の区画整理された田圃とも、あんまり見分けはつかないような気もする・・
そして見えてきました、こっちの駐車場の方のようです。
出雲国庁跡
奥は広い空間が広がってました。
「 大溝」
国庁の中心地域(内郭)と外郭を区画するもの、だそうです。
国庁の建物跡を示すように杭が建てられています。
「柵列」
主要な建物を隠すために建てられたそうです。
「後方官衙」
ぼくは北側から入ってきましたが、南側のほうに政庁があるようです。
そし南側の政庁は主に儀式を行うところ、北側の後方官衙が行政の実務を行うところ、と別れていたようですね。
雨水を大溝に流す「側溝」
「雑舎」
倉庫や調理施設、工房など、国庁の付属施設だそうです。
そして朱塗りの柱が立っているところ
ここが政庁の後殿だそうです。
さらに南に正殿や脇殿があったと推定されますが未発掘だそうです。
色がついているところが発掘されて公園として整備されているところですね。
南側を望む
この辺りに未調査の正殿が埋まっているのでしょうか
さて、政庁後殿跡の横
神社があるようです
「国府総社」 だそうです。
出雲国庁跡
松江市大草町
電話0852‐55‐5214(松江市観光文化課)
松江駅(駅前4番バス乗り場)から一畑バス 八雲線風土記の丘入口下車徒歩18分
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≪参考リンク≫
出雲国庁跡 島根県観光連盟