天ヶ瀬温泉の「浮羽」で湯に入った後、温泉街を車で進みます。
玖珠川を渡って山のほうへ。
「高塚愛宕地蔵尊」という案内板が出ていますが、目的はそこではなく
クルマで10分少々走り、ここ、目指してきた顕徳坊地蔵尊です。
実は天ケ瀬の温泉街から、1217段の階段をのぼって徒歩40分かけても来れるらしいのですが・・・
それはちょっときついんで、クルマで来てしまいました。
駐車場に車を停めます。
同じ「地蔵尊」でも高塚愛宕地蔵尊と比べるとマイナーな存在で、ひっそりとしています。
出羽の国から来たお坊さんが亡くなる間際「生まれ故郷が見えるところに埋葬してくれ」と田村人に頼みました。村人は村で一番高い山にこのお坊さんを葬った・・
というのが顕徳坊の由来だそうです。
「 顕徳坊地蔵尊」、すなわちお地蔵さん、外来宗教である仏教の地蔵菩薩のはずなのに、
なぜか日本古来の鳥居が参道入り口に構えています。
神仏混仰の時代はこんなのが普通だったんだろうか?・・・
その鳥居に拝礼して、参道を進みます。
正面に本堂、右手に手水舎
手水舎というのも、本来は神道の、禊の儀式に由来するものだが・・・
まあ、とにかくここで禊をして、本堂のほうに進みます。
本堂
戸が閉まって 閂がかかってますが、鍵はかかってなくて、戸はすっと開きました。
本堂の内部。
お賽銭を納めて手を合わせます。
本堂の 横に車道がありましたので、そこを通って駐車場に戻りました。
こちら、天ケ瀬温泉街に通じる歩行者用の参道。
1217段の階段になっているそうです。
というわけで、駐車場に戻り、車を走らせます。
元の天ヶ瀬温泉街に戻り、国道を日田のほうへ。
その国道沿いにある「観音の滝」
慈恩の滝、桜滝と合わせて「天ケ瀬の三瀑」と言われるそうです。
駐車場はありません。
滝の天ケ瀬温泉街よりに、路肩が広くなって駐車できるスペースがありましたので、そこに車を停めます。
「観音の滝」
桜滝や慈恩の滝と比べると規模は小さく、マイナーな存在ですが、
繊細な美しさがそこにありました。
顕徳坊地蔵尊
観音の滝
前<<< 天ケ瀬温泉 浮羽 - カリバ旅行記
≪タクロウ作成のサイト≫
小説古事記
温泉の話
駅弁の話
古事記ゆかりの地を訪ねて
≪参考リンク≫
日田市観光協会天瀬支部 顕徳坊尊
日田市観光協会天瀬支部 観音の滝