慈恩の滝を見学した後、天ケ瀬温泉街までやってきました。
温泉街からちょっと通りを入ったところにある温泉旅館「浮羽」
駐車場に車を入れて、中へ
フロントで日帰り入浴を申し込みます。
エレベーターで浴室へ。
ここですね、中に入ります。
温泉はどこでも塩素消毒がしてあるのが当たり前だと思ってましたが、ここではしてないんですね。
この先、脱衣室・浴室内は撮影禁止となっています
脱衣室はこれと言って特徴はありません。鍵がかかるロッカーはありません。
ロッカーは浴室前に設けてありましたが、有料(100円)です。
浴室、自然光が差し込む明るい浴室です。
入って右手に洗い場、左手奥に丸い浴槽があります。浴槽の手前に露天風呂に通じる扉。
身体を洗ってからその扉を開けて外へ。
扉からは竹垣に挟まれた細い通路が続いており、その先に浴槽がありました。
浴槽は日本庭園風の岩風呂と、釜風呂がふたつ。
まずは岩風呂のほうへ。
うん、ほのかに硫黄臭がする、さらりとしたいい湯です。まわりは笹やら植木やらで囲まれて見晴らしは良くなものの、天を覆うものは何もなく本当の「露天」です。
ところで、浴槽の中に船室を示す看板がありましたが、そこに記載されていたのは
「含重曹・食塩硫化水泉(緊張性低張高温泉)」
・・・は?
前半はいいとして、後半のカッコ書きの『(緊張性・・・)』って、なんだ?
『低張性(看板では「性」が抜けてましたが)』『高温泉』は分かるが、『緊張性』とは?
写真は掲載できませんが、しっかり見たのでこのように記載されていたことは間違いないです。
普通はこの場合、酸性とか中性とかアルカリ性とかが入るのだが「緊張性」ってゆーのは意味不明・・・
ちなみに脱衣室の掲示ではph8.1となってますので弱アルカリ性の温泉ということになります
(洗剤の品質表示とは違うので注意、温泉ではph7.5以上が弱アルカリ性、ph8.5以上がアルカリ性です)
一息入れて釜風呂のほうへ。
大釜の形をした、一人しか入れない丸い浴槽がふた。湯がいっぱいにそそがれ、ふちから流れ出しています。
五右衛門風呂を模しているようで、ご丁寧にレンガ造りの土台には滝口のようなものまで設けてあります。
中に入ると、アルキメデスの原理によりぼくの体積分の湯がざーっと流れ出しました。釜は二つあり、片方は入浴適温、もう片方は温度低めになっています。
で、今度は内湯に移動。
湯温は露天よりちょっと高め、でもいい湯です。ここにも露天と同じ「「含重曹・食塩硫化水泉(緊張性低張高温泉)」看板がありました。
そんなわけで、内湯・露天の岩風呂・二つの釜風呂を行ったり来たり、かなり長いこと湯に浸かっていました。
ぼくのほかに入浴客は誰もいなかったのに、写真で紹介できないのは残念です。
区切りをつけて、湯から出てきました。
浴室前の通路にあった「からこん地蔵」
カラーコーンをお地蔵様の形に形成してるんですね。
再びエレベーターで降りてきました。
フロント前のロビー。
外に出てきました。
ところで・・
駐車場入り口の電柱に、神がガムテープで貼ってありました。
「山伏の滝」なんてものがありそうです。
駐車場の奥に行くと、滝が見えました。
いったん引き返し、横の道路を登って行ってみますと
滝を上から見下ろすことができました。
滝の間上に橋がかかっていますが、これは奥の民家に通じる私道であって、立ち入ることはできないようです。
施設名 | 瀬音・湯音の宿 浮羽 | |||
所在地 | 大分県日田市天瀬町赤岩3‐5 | |||
電話 | 0973-57-3171 | |||
温泉名 | 天ヶ瀬温泉 | |||
源泉名 | ホテル浮羽 | |||
泉温 | 77.1度 | |||
泉質 | 塩化物泉 | |||
利用形態 料金・利用時間 |
宿泊 可 // 日帰り 可 /800円/11:00~16 :00 |
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浴槽の管理 | 掛け流し 加水あり |
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浴槽の種類 | 男女別 露天 有 内湯 有 |
混浴 露天 無 内湯 無 |
家族・貸切 露天 内湯 有 |
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備品・設備 | ボディソープ 有 シャンプー 有 タオル(日帰り) 無 ドライヤー 有 ロッカー |
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自動販売機 | ソフトドリンク 有 アルコール飲料 瓶入り牛乳 アイスクリーム その他 |
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食事処 | ||||
アクセス | JR天ヶ瀬駅から徒歩10分 | |||
駐車場 | 有 | |||
温泉について | 678年(天智天皇7年)、大地震がきっかけで自然湧出した温泉。地元が管理する河原の露天風呂が有名。 |
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