では車を出して、県道52号線の交差点へ。ここで来た時とは逆、矢部に向かう方向に曲がります。
福岡県道52号線から57号線に入り、曲がりくねった山道、離合も困難な細い道を進みます。実際対向車が来て、離合できる場所までバックしたりしました。
だいぶ長いこと走ったでしょうか、やっと着いたのが八女津媛神社(やめつひめじんじゃ)です。
クルマ2~3台入るのがやっとの駐車場に車停めます。
駐車場から直接拝殿に行く近道もあるのですが、いったん表通りに出て、坂道を少し下り、神社正面の鳥居に拝礼します。
童男山古墳、黒木温泉、星野温泉などがある地区一帯を八女(やめ)と言い、行政上も八女市です。この地でとれる八女茶は生産量全国6位です。
この「八女」の語源がここ、八女津媛神社だそうです。
近年ではパワースポットとしても注目されています。
階段を上り切ると境内です。
御祭神は神社名そのままの八女津媛ですね。
境内には見事な大岩が張り出しています。なるほど、これ見ただけでもパワースポットとして注目されるのがわかりますね。
拝殿です。
拝殿向かって右側にあるのが
夫婦岩だそうです。
その横にあるこの二つ重なった石は何だろう、こちらは案内板が無いが。
夫婦から生まれた、産湯に浸かる赤子でも表現しているのかな?
さらにその奥のほう、岩屋の天井から染み出した湧水がポタリ、ポタリと落ちています。そのしずくを置かれた石臼が受け止めており、わきに柄杓が置かれています。
案内板に貼られた紙が剥がれ落ちていますが
媛しずく、美肌によいそうです。
八女津媛が鎮座されている本殿
では、いったん境内から外に出ます。
周囲の紅葉。
神社の前にそびえたつ権現杉。周りに木道が作られていて幹の周囲をぐるっと一周できます。
駐車場の前に「遊歩道」の入り口があります。ちょっと登ってみます。
遊歩道から見る八女津媛神社。紅葉が見事です。
遊歩道はここで終点になりました。
展望台から見る矢部の農村です。
では、クルマに戻り、帰ります。
国道442号線まで出てきました。
ぼくは星野村から細い曲がりくねった山道を通ってきましたが、八女市街・黒木方面から国道442号を通ってくる場合、
日向神ダム湖の横を通り過ぎて道の駅風の「杣のさと」(そまのさと)の横を過ぎ、左に矢部中学校を過ぎると国道57号線が分かれていきます。
この交差点です。左に黄色、右に水色の案内看板があります。矢部市街地に入る手前になります。
ここを左折してしばらく行き、集落の中の交差点を案内板に沿って左折してください。
では僕は、ここから442号を走って帰ります。
八女津媛神社
福岡県八女市矢部村北矢部4014
電話 0943-47-3111(八女市矢部支所産業観光係)
参拝自由・拝観料無料
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