さて、黄泉の国にから帰った伊那耶岐は、九州の川で禊を行い穢れを落としたと言います。
ではぼくも禊に温泉行きましょう(要するに、単なるいつもの行動ですが・・・)
目指すはこのゲートの先、黒木温泉くつろぎの湯です。
黒木温泉くつろぎの湯はグリーンピア八女の敷地内にあり、黒木温泉の入浴施設はここだけです。
黒木温泉へは童男山古墳を後にし、国道442号をさらに進みます。
「グリーンピア八女」への案内看板に沿って黒木中前の交差点を曲がって山道をずっと進んでいくとグリーンピア八女に到達します。
グリーンピアと言えば全国各地にあったご存じ悪名高き年金保養施設ですね。ここも平成16年に当時の黒木町、現在の八女市に譲渡されました。
平日の午前中とはいえ、人は少なくひっそりとしています。
敷地内にある温泉施設「くつろぎの湯」です。
宿泊棟とは背中合わせに立っていて、渡り廊下でつながっています。
中に入ります。
中では何やらいろんなものを販売してました。
商品棚の向こうにフロントがありました。
靴箱に靴を入れ、フロント横の自動券売機で入浴券を購入しフロントに出します。
浴室は階段上がった2階のようです。
階段上り口に温泉分析書が掲示されていました。
階段上って廊下を進み
ここですね。
脱衣室。ロッカー料金は10円、入れたコインは戻りません。
内湯。入って右手の浴槽は3つに分かれています。
写真では給湯口がわずかに見えるだけですが一番手前は「電気風呂」だそうです。
中央の大きな浴槽が普通の浴槽、
一番奥は確か「水風呂」だったと思うが記憶が定かでない・・・
浴槽の奥に露天風呂に通じる出入り口があり、さらにその奥がサウナになっています。
入って左手の壁にはずらりと洗い場が並んでいます。
では体を洗ってから、まずは戸を開けて露天風呂へ。
岩風呂と、屋根のある部分には円形の浴槽が二つ。
ではまず、岩風呂のほうにざぶんと入ります。
うん、アルカリ性のいい湯です。ゆっくりと浸かります。
頃合いを見て小さな丸い浴槽に移動。
紅い方に入ってみました。入るといきなり湯がざざざーとオーバーフローし身体の体積分の湯があふれ出ました。
これを見たぼくは「見つけたぞー!」と叫んで裸のまま温泉を飛び出し、金の王冠がにせ物であることを証明した・・・
なんてわけなく、こちらもゆっくり浸かっておりました。
横の緑の浴槽にも入ってみましたが、同じような感じでした。
次に内湯に移動。
中央の浴槽。こちらもいいお湯です。
電気風呂はパス。一度鹿児島でえらい目にあった。
そんなこんなで、いくつもの浴槽をいったりきたりりしながら、一時間は風呂に入っていたでしょうか。
切り上げて外に出てきました。
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