カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

東北歴史博物館 特別展 前編

陸奥国を行く 23

 

宮城県多賀城市東北歴史博物館までやってきました

 

中に入り、受付へ

料金を払おうとすると、特別展への入場はどうするかと聞かれました

 

特別展(常設展にも入場可)の入場料1000円

常設展のみだと480円です

 

特別展が面白そうだったので、1000円を支払い中へ

 

 

特別展「古墳を造る人々 -はにわ工人、ハジベ君!」

令和5年7月15日から9月24日まで開催されていました

ブログが公開されている時点では、もう特別展は終了しています

 

 

 

 

 

古墳時代の埴輪をはじめ、様々な古墳からの出土物が展示されているようです

 

「踊る埴輪」

「右手を挙げて踊っているように見えます。近年の研究では、馬を引いている様子であるとも考えられています」

 

向かって左より「手を差し出す女」「帽子をかぶった男」「長頭の男」

 

 

古墳時代の土器」

土師器と言われる素焼きの土器

 

 



家型埴輪

入母屋造の屋根の、身分が高い人が住んでいた家だそうです

 

「金錯銘鉄剣」

造られた年代が金で書かれていて、西暦471年に作られたそうです

 

 

円筒埴輪

 

朝顔形埴輪

 

円筒型埴輪と朝顔形埴輪は、復元された古墳の周囲に立っているのも時々見ますね

 

 

 

左は「辻金具」(つじかなぐ)

右は「花弁形杏葉」(かべんがたぎょうよう)、馬につけた飾りだそうです

 

勾玉

 

「須恵器」

「窯で焼かれた土器です。一般の人は土師器を使っていたため、当時貴重なものだったと考えられます」

 

これは「太占」の占いで使われた骨ですね

イザナミの出産がうまくいかなかったとき、神々は太占で占いました

 

 

 

 

「鶏形埴輪」

「欠けていますが、頭にトサカの跡があるため、オスだと思われます」

 

「壷形埴輪」

首の部分と底の部分の破片

 

「甲冑形埴輪」

 

左側「盾形埴輪」(たてがたはにわ)

右側「靫形埴輪」(ゆぎがたはにわ)

 

「靫」(ゆぎ)とは矢を入れて携帯する容器のことです

 

 

「甲冑形埴輪」

「かぶとに帽子のつばのようなひさしがついています。てっぺんの飾りは「受鉢」といい、獣の毛などの飾りがつけられたようです」

 

 

施設名 東北歴史博物館
所在地 宮城県多賀城市高崎1-33-1
電話 022-368-0106
FAX 022-368-0103
営業時間 9:30~17:00(入館は16時30分まで)
定休日 月曜日(祝日の場合はその翌平日)、年末年始
料金 460円(特別展は別料金)
交通 JR国府多賀城駅下車すぐ
バリアフリー情報
 
駐車場

 令和5年7月現在

 

 

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