東北歴史博物館 常設展 中世~近世

陸奥国を行く 30

 

宮城県多賀城市東北歴史博物館

常設展では近くにある多賀城についての展示のほか、旧石器時代から近世・近代までの歴史資料が展示してあります

 

奥州藤原氏

 

 

律令制度は時の流れとともに形骸化が進んでいき、各地で有力な実力者が力をふるうようになってきました

奥州藤原氏もそんな一族でした

 

 

 

 

 

奥州藤原氏藤原北家の支流とされ、前九年・後三年の役の後(1087年)の後平泉を中心に覇権をふるいましたが、1189年に源頼朝に滅ぼされました

 

 

 

 

中尊寺金色堂奥州藤原氏藤原清衡が建立した5m四方の阿弥陀堂です

堂のほぼ全体が緊迫でおおわれ、堂内は漆工芸や金属工芸により飾りがなされています 

 

 

金色堂の内陣柱

 

仏像や極楽浄土を象徴する様々な文様で埋め尽くされ、漆の上に細かい金粉を巻いて描いた蒔絵や南海産の夜光貝を切って埋め込んだ螺旋などの技法によるものだそうです

 

時代は古代から中世へと移り、南北朝時代には、東北地方でも南朝方と北朝方に分かれて各地で激しい騒乱が起きたそうです

 

中世の陶器

 

須恵器や土師器とは違って、見た目も実用性も現代のものとほぼ変わりませんね

 

武士の鎧兜

 

近世の街並み

 

近世の農具

千歯こきですね

 

江戸時代の貨幣ですね

 

こちらは近世につかわれた祭具でしょうか

 

時代は近代に進んでいきます

 

昭和時代の道具や雑誌ですね

 

こちらは昭和時代のお店ですね

 

といった感じで、先史から古代までは詳しくみてきましたが、中世から近世・近代まではざーっと流してしまいました

これはぼくの興味によるもので・・・

 

歴史好きというと戦国時代の武将とかお城とか、江戸時代の庶民生活とか、維新の志士とかに興味がある方は多いのですが、

ぼくが興味あるのは神話と古代史という、なかなかマイナーな分野なので・・・

 

テーマ展示室

 

この特別展示室は撮影禁止になっていました

 

 

こちらは「映像展示室」

伝統の染物作業の行程の動画が流れていました

 

展示室から外に出てきました

 

 

屋外に出てきました

 

・・・今は7月後半、今年(令和5年)の夏、とにかく異常な猛暑です

冷房が効いた館内から出ると、強烈な猛暑が身体を攻撃してきました・・

 

施設名 東北歴史博物館
所在地 宮城県多賀城市高崎1-33-1
電話 022-368-0106
FAX 022-368-0103
営業時間 9:30~17:00(入館は16時30分まで)
定休日 月曜日(祝日の場合はその翌平日)、年末年始
料金 460円(特別展は別料金)
交通 JR国府多賀城駅下車すぐ
バリアフリー情報
 
駐車場

 令和5年7月現在

 

 

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