備前国を行く 5
岡山の賞田廃寺跡に来てます
賞田廃寺は7世紀中ごろ、在地豪族の上道臣(かみのみちのおみ)により造営されました
時代で言うと、大化の改新が西暦646年なので、その前後ですね
東塔跡
東西の塔は、8世紀中ごろになってから建てられたそうです
奈良時代ですね
東塔は西塔よりも後に建立されたそうです
東西の塔は凝灰岩の切石を使用した檀上積基壇が築かれており、
これは宮殿や畿内の有力寺院に採用される格式の高いもので、地方寺院では極めて珍しいそうです
東塔跡
礎石が復元されています
そこから少し奥に
金堂跡が復元されています
金堂は7世紀後半に建立されたそうです
奈良時代になる前のころですね
金堂
礎石が規則正しく並んでいます
金堂の礎石
きれいに形が整っているものは、歴史公園として整備されるときに復元されたものでしょう
一方、形が崩れて風化しているものもあります
「もと賞田廃寺で使われていた脇田山安養寺や高島小学校から提供していただいて復元した南辺に置き・・・」と案内板にありますので、
これらが元々の正田廃寺で使われていた礎石なのでしょう
さて、そこからさらに奥に行くと、
なにやら真新しい石造りの祠
どちらの神様を祀っているのかはわかりません
公園内の遊歩道をもとに戻っていきます
賞田廃寺の脇を、次の目的地に向かって歩いていきます
賞田廃寺の横を流れるこの川・・と言うよりコンクリートで固められた溝のようですが、
ホタルとか、天然記念物のアユモドキとかが生息しているそうです
グーグルマップを見ながら「関白屋敷跡」を目指して歩いていきます
施設名 | 賞田廃寺跡 |
所在地 | 岡山県岡山市中区賞田 |
電話 | 086-803-1611(岡山市教育委員会文化財課) |
FAX | 086-803-1886(同上) |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 無料 |
交通 | |
バリアフリー情報 | |
駐車場 | 有 |
令和5年5月現在
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史跡 賞田廃寺跡 岡山市
国指定史跡 賞田廃寺跡(PDF)