鉄輪温泉の「鉄輪銀座駅通り」を歩いています
昔ながらの自炊の湯治宿も多く残っています
お店の前で湯気が上がっています。
鉄輪温泉の噴気で調理・販売をしています
そこかしこにある湯治場の自炊宿
なんかようわからんが、道の脇からも蒸気が上がっています
久倍理湯の井(くべりゆのい)は郡(速見郡)の西にある。この湯の井は郡の西の河直山の東側にある。
口径は一杖(約3m)ほどである。湯の色は黒く、泥は普段は流れていない。人が近寄って大声で叫べば、二杖(約6m)まで湧き上がる。その噴気は熱く近寄ることはできない。周辺の草木は皆枯れてしぼんでいる。
このことから慍湯(いかりゆ)と言い、国の言葉で久倍理湯の井という。
と、記載されています。この久倍理湯の井が現在の鉄輪温泉と考えられています。
慍湯(いかりゆ)ともいわれて荒れた地獄地帯だった鉄輪温泉を整備し、湯治場として開いたのが時宗の開祖で踊念仏でも知られる一遍上人だそうです。
ここから「谷の湯通り」に入ります
共同浴場の「ひょうたん温泉」
その駐車場の一角から、盛大に湯けむりが上がっています。
これは、「竹」を使った温泉冷却装置
何本もたてられた竹の上から下に温泉水を流すことにより、100度近い鉄輪温泉の湯を加水することなく温泉成分そのままに入浴適温まで冷ますそうです。
ざーざーと温泉水が流れ落ち、湯けむりが流れ落ちる光景
勇壮ささえ感じます
これは温泉水のくみ上げ装置でしょうか
ここからも蒸気が漏れて湯けむりがもうもうと上がり、パイプには湯の華でしょうか、なにやらびっちり張り付いています。
湯の川が流れる「谷の湯通り」を歩いていきます。
共同浴場の「谷の湯」
まさ食堂のおかみさんが言ってたお風呂ですね
とりあえず一旦スルーして先に進んでいきます。
さらに先に歩いていきます。
この通りは「湯けむり通り」というそうです。
その通りにある旅館「さくら屋」
拙ブログ初期のころレポートを上げました。
そして坂道を登って、亀の井バスの鉄輪停留所まで戻ってきました。
バス停のそばには「正一位湯乃徳稲荷」の石柱、ここからそのお稲荷さんの参道が始まるようです。
参道を先に進んでいってみます。
前<<< 鉄輪温泉街 むし湯広場・熱の湯通り - カリバ旅行記 (hatenablog.com)
次>>> 鉄輪温泉街 湯乃徳稲荷・大谷公園・筋湯通り・いでゆ坂 - カリバ旅行記 (hatenablog.com)
≪姉妹ブログ≫
鉄道唱歌の話
古事記の話
≪拙ブログをテーマ別にまとめたサイト≫
温泉の話
駅弁の話
記紀ゆかりの地を訪ねて
小説古事記
古代史探訪
≪今回使ったきっぷ≫
SUNQパス
≪参考リンク≫
鉄輪温泉