高岡から万葉線の電車に乗って六渡寺(ろくどうじ)まで来ました。
黄色い帽子をかぶった小学生が乗り込んできます。
そして庄川を渡ります。
堂々とした鉄橋を路面電車が渡っていくのは、横から見るとさぞかし面白い光景でしょうね。
そして新町口駅で小学生たち降りていきました。
中新湊駅
ここは島式ホームになっています。しかし車両は左側からの乗降を前提とした路面電車なので、駅構内は右側通行になっています。
だんだん終点が近づいてきました
乗客はみんなおりてぼく一人だけになりました
新湊大橋が見えてきました
そして終点、越ノ潟に着きます
高岡から49分、7時49分着
運賃400円を運賃箱に入れて降ります。
万葉線の終点、越ノ潟駅。
南が上、北が下になっている案内板
駅の向かいに富山県営渡船の乗り場がありました
渡船は7時52分に出港しますが、それは見送ることにして次の8時7分の便に乗ることにしました。
富山県営渡船は朝夕15分毎、日中30分毎に運行されています。
また、射水線代行のほか、富山新港開港前からあった道路の代行でもあるため、運行は24時間行われています。ただし夜間は車両(タクシー?)で代行され、さらに深夜は事前予約性となっています。
桟橋を離れていく渡船を見送ります。
富山新港にコンテナ船が入港していきます。
富山新港は、かつては「放生津潟」(ほうじょうつかた)と言われた広大な潟湖だったそうです。
放生津潟を浚渫し海とを仕切っていた砂州を掘削、港湾を整備し昭和43年に富山新港が開港しました。砂州の上を通っていた射水線と道路は分断されてしまい、代替として運行されるようになったのが富山県営渡船です。
新湊大橋が対岸まで通じています。
新湊大橋の開通は平成24年、これにより港の東西が再び結ばれることになりました。
新湊大橋は徒歩や自転車でもわたることができます。新湊大橋の開通後に渡船の廃止も検討されたそうですが、諸事情により見送られて現在のところ運行は継続されています。
ただし乗客減は続いており、ことあるごとに渡船の廃止が協議の俎上に上っているそうです。
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