令和3年夏 久大本線を行く 3 / 青春18令和3年夏紀行 2日目
由布院温泉に来ています。
加勢の湯共同温泉に入って出てきました。
加勢の湯共同温泉の横の坂道を登っていったところに大杵社(おおごうしゃ)というのがあるそうなので、行ってみます。
(なお、大杵社の「杵」の字は、正確には「のぎへんに牛」と書くようです。しかしこの字はワープロで見つけられませんでしたので、杵の字で代用します)
加勢の湯共同温泉の横、大杵社に至る坂道
8月の強い日差しの中、えっちらおっちら登っていき
林の中を抜けていきますと
駐車場の先に石段が見えてきました。
苔むした石の鳥居
鳥居のわきに、これも苔むした手水鉢
石段登ると拝殿が現れました。
工事中のようで、2名の作業員さんが休憩中でした。
ご祭神はシイネツヒコ(椎根津彦)ですね。椎根津彦というのは日本書紀での表記で、古事記ではサオネツヒコ(槁根津彦)と表記されています。
神武東征の際、潮流の速い海(明石海峡)を通り抜ける時に案内役を務めた神様です。
創建が弥生時代、って・・・要するに記録に残ってないほど古いということか。
他に多賀社のイザナギ・イザナミ、それに食物の神ウケモチも合祀されています。
手を合わせます。
拝殿内部の様子
工事用具がちらばってますが、この奥のほうが本殿です。
外側から見る拝殿奥の本殿。
社殿向かって左には、天然記念物の「大杵社の大杉」
大杉の隣に赤い鳥居があり
鳥居の正面はお稲荷さんのようです。
横の祠は何か分かりません。
改めて大杉を見上げてみます。
社殿向かって右側に回ってきました。
祠がありますが、これも何かは分かりません。
本殿
そして拝殿裏に回ってきました。
そこには大杉が大きな洞を開けています。
さて、社殿の裏の杉林に入ってみますと
縄文時代の遺跡から採取した種が萌芽したという「縄文樫」というのがあるようですが・・・どれだろう・・・
よくわからないが、たぶんこれでしょう。
杉林の中にひょろっとした広葉樹が立っています。
こちらは正面からとはまた別の参道に立つ鳥居
境内に建つあずまや
炎天下歩いてきて疲れたので、少し休憩させていただきました。
施設名 | 大●社(おおごうしゃ、●はのぎへんに牛の字) |
所在地 | 大分県由布市湯布院町川南746-19 |
電話 | 097-582-1111(由布市商工観光課) |
FAX | |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 境内無料 |
交通 | JR由布院駅より徒歩25分 |
バリアフリー情報 | 石段下の駐車場まではクルマで行ける。石段には手すりがついているが、登れない場合は石段下から遥拝することになります。 |
駐車場 | 有 |
次>>> 久大本線 1868D 由布院~日田 令和3年8月 - カリバ旅行記
≪タクロウ作成のサイト≫
鉄道唱歌の話
温泉の話
駅弁の話
古事記の話
古事記ゆかりの地を訪ねて
≪参考リンク≫
ツーリズムおおいた 大杵社