長崎路を行く 7
長崎の山手には外国人居留地がつくられました。
もともと長崎では出島にオランダ人が住んでいたので、「西洋人=オランダ人」という感覚で、開国後も長崎に来た西洋人は「オランダさん」と呼ばれていたそうです。
そして居留意に至る坂道はみな「オランダ坂」と呼ばれていたそうです。
オランダ坂の途中にあった石碑「湊会所跡」
今でいう税関があった場所ですね。
えっちらおっちら登っていきます。
坂道を登っていくと
東山手12番館、というのがあるそうな
中に入り、石段を登っていくと
洋館がありましたが、立ち入り禁止になってました
その反対側に行くと
ここが「東山手十二番館」のようです。
明治元年の竣工
ロシア領事館やアメリカ領事館として使われた後、昭和16年に活水女学院に譲渡され、昭和51年に長崎市に寄贈されたそうです。
展示室
活水女学院を中心に女子高等教育について解説してありました。
部屋の隅に、古いタイプライターが置いてありました。
文字盤の配置は、現在のパソコンのキーボードと同じです。
ちなみになんでこんな配置になったかというと、わざと打ちにくい配列にしているそうです。あんまり早くカタカタとうつと、機械が壊れてしまうからだそうです・・・
一通り見学して、外に出てきました。
道路の下にも見える洋館
ここからくだり坂になります
丘の上から屋根が見えていた洋館
「東山手洋風住宅群」だそうです。
7棟の洋館がまとまって残っており、社宅または賃貸住宅として明治20年ごろ建築されたものだそうです。
施設名 | 東山手十二番館(長崎市旧居留地私学歴史資料館) |
所在地 | 長崎市東山手3番7号 |
電話 | 095-827-2422 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | |
料金 | 無料 |
交通 | 長崎電気軌道メディカルセンター駅より徒歩10分 |
駐車場 | 無 |
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長崎市 東山手十二番館