古湯温泉のつかさ旅館で湯に入った後は、雨の中車を飛ばして三瀬のほうに向かいます。
目指すは「いい麺亭」、先月入ったばかりの米粉専門店です。
「いい麺亭」は佐賀と福岡を結ぶ国道263号線沿い、三瀬小・中学校の前にあります。
「地元・三瀬のお米を自社精米、製粉した米粉を使ったグルテンフリーの食事を提供する店」「コンタミの心配もなく、小麦アレルギーなどの方もおいしく味わえて、安心して食事ができると喜ばれています」だそうです。(みつせ高原キャンペーン パンフレットより)
コンタミ(コンタミネーション)とは「異物混入」のことですが、文章の流れから「アレルギー物質の混入」を意味してるのでしょうね。
先月来たときは店の前にネットがかかっているだけでしたが、今日はビニールのカーテンがかかっています。
これからの季節、寒くなりますしね。
店内に入ります。
奥のテーブルに腰掛けました。
店内。
壁にメニュー表が貼ってあります。
チャンポン以外はみんなワンコイン、安い!
で、今日は「そば風セット」を注文。以前来たとき、どんなものか気になっていたものです。
しばし待ちます。
10月はネットで覆われてましたが、冷え込んできた今、白濁した半透明のビニールカーテンで覆われてます。採光は十分ですが、展望はききません。
運ばれてきました。
見た目は普通のそばと変わりません。これ、みんな米粉でできてるの?
そして大根の煮物に、にぎりめし一つ、沢庵・昆布と削り節の佃煮。
ほんとにワンコインでいいの?と思います。
では、お蕎麦からいただきます。
普通のそばより腰が強く、こないだいただいたうどんに近い感じ。
テーブルの上に置いてあったゆず胡椒を少し入れてみました。独特の風味が広がります。これは美味。
通りかかった店員さんに尋ねてみました。
「これ全部、お米でできてるんですか?」
「はい、そうです」
「そばは全く使ってないの?」
「ええ、そうですよ。四国産の米を使ってるんです。」
なんでも四国の米と三瀬の米とをまぜて作ってるんだとか。
なぜ四国の米を使うとそばのようになるのか・・・と、そこまで掘り下げて尋ねませんでしたが・・・
あるいは四国で古代の黒米のようなものを栽培していて、それを使っているのかもしれないと想像します。
そこまでの手間をかけて、米粉だけでそばの風味を出しているとしたら・・・ワンコイン500円は激安、むしろ利益が出ているのかと心配になるほどです。
握り飯はほんのり温かく、これもおいしい。こちらは純三瀬産のお米で炊いているんでしょうね。
満足して会計します。ほんとに500円、ワンコインでした。
前回も申し上げましたが、佐賀と福岡を結ぶ国道沿いにあるこのお店、おススメですよ。
では、また雨の中、運転して帰ります。途中松梅地区では、かかしたちが雨にぬれながら、だれにも見られることなく黙々と農作業をしてました。
農家屋台 いい麺亭
ジャンル:うどん
住所:〒842-0301 佐賀県佐賀市三瀬村三瀬2768-8(地図)
周辺のお店:ぐるなび 佐賀市×うどん
情報掲載日:2018年11月13日
営業10:30~16:00(OS15:00)
ふらっと三瀬高原 ~ 山のご馳走ロード263 ~ (ふらっと別冊)
≪過去レポート≫
≪リンク≫