今日は古湯温泉に来ています。
佐賀市富士支所の横にある、温泉無料駐車場に車を停めて、古湯温泉の旅館街に向かいます。
貝野川。
今日は朝から小雨が降ったりやんだりで、山々には白い霞がたなびいています。
川の横に見えるのはこないだ行った千曲荘ですね。
で、ここが旅館街のほぼ中央にある「旅館つかさ」
夏に隣の大和屋に入った時、ここは改修工事中でした。
以前はいかにも昭和の旅館といった雰囲気でした。
改修後の今、玄関わきの駐車スペースがなくなり、格子風の壁に変わっています。ちょっと高級な雰囲気になりました。
中に入ります。
中もきれいになっています。
玄関横には、以前は無かったロビーが新たに設けられていました。
薪ストーブも設置されており、しゃれた雰囲気になっています。
出てきた宿の方に日帰り入浴を申し込みました。フロントで料金を支払います。料金700円、以前は500円だったので、キレイになったぶんちょっと値上がりしてますね。
「タオルはありますか?なければ貸しますので」
「お湯はぬるめです」
・・・この言葉は改修後の今も、昔来た時と変わってないなあ・・・
で、料金を払うとロッカーの鍵を渡してくれました。これは昔とちょっと違うな、
昔は「貴重品はフロントで預かります」と言ってくれていました。
奥に進み、廊下左側に男性用浴室、右側に女性用浴室があります。
脱衣室。こちらもかなりリニューアルされています。
洗面台の向かいに藤製の籠が入った棚が並んでいます。棚の下がかぎのかかるロッカーになってました。
浴室に入ります。浴室もリニューアルされていますが、浴槽の配置など基本構造は以前と変わっておりません。L字型の浴室、入って右側に洗い場があり、左と奥に浴槽があります。
そしてこの壁のタイルの浮世絵も残されています。これはうれしい限りです。
これがなければ、「旅館つかさ」ではありませんものね。
浴槽は二つに分かれています。
向かって左側の大きい方がメインの浴槽です。
また、右側の、タイル張りの小さな浴槽は客が自由に熱湯を出して温度を調節できるようになっています。
では、体を洗ってから、ざぶんと浸かります。
うん、アルカリ性のいいお湯です。
湯温は宿の方の言う通りぬるめ、これなら長時間つかっていれそうです。
窓を開けてみました。
プラスチック製の「竹垣」と、隣の建物の壁が見えるだけ、展望は全くききません。
こちらはタイルばりの小さな浴槽。熱湯出して温度を調節できます。
なにもわざわざ古湯ならではの「ぬるゆ」を熱くすることもないと思うのですが・・・観光客の中には「熱い湯に入りたい」と思う方もいるんでしょうね。
まあとにかく、小一時間ほど湯に浸かってました。
他の客が入ってきたので、切り上げて上がりました。
フロントでロッカーの鍵を返し、外に出てきます。
雨は上がりつつも、しっとりした晩秋の空気の中、駐車場に戻ってきました。
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