久しぶりに車飛ばして古湯温泉にやってきました。
佐賀市富士支所の近くにある温泉街無料駐車場に車を停めて歩きます。
扇屋、ほぼ一年ぶりの訪問です。
明治18年にはすでに営業していたという古湯温泉の老舗で、歌人の斎藤茂吉や画家の青木繁も滞在したことがあるそうです。
中に入ります。
フロントで声をかけます。出てきた宿の方に日帰り入浴を申し込み、ぬるゆ手形を出して受け付けてもらいます。
ぬるゆ手形は一枚1200円、古湯・熊の川の入浴施設が3軒日帰り入浴できます。
奥に進み、階段を下りますと
この奥、浴室です。
いったん屋外に出て進みます。突き当り左側のドアが男性用浴室、右側のドアが女性用浴室です。
脱衣室。ロッカー料金は100円、入れたコインは戻ってきません。
では、浴室に入ります。
露天風呂はなく内湯のみです。
入って右側の壁沿いに洗い場があり、窓側が浴槽になっています。
浴槽は二つに分かれています。
奥の大きな浴槽は低温、手前の小さな浴槽は高温の湯となっています。
では、体洗ってから、まずは低温の浴槽に。
アルカリ性温泉の肌触りいい湯です。温度は一般的な入浴適温より低め。
お湯は浴槽の縁からどんどん排出されるかけ流しお温泉です。
湯は小さい高温の浴槽から流れ込んでます。
では、小さい方に移動。
こちらのほうには二つの彫像から湯が出ています。右側、壺を持つ女性の彫像と、左側、リスの彫像。
温度は入浴適温といったところ。
女性の彫像が持つ壺から、温度低めの湯が注がれています。
リスが乗っている枝からは熱い湯が注がれています。
二つの彫像から注がれた湯が混ぜ合わされて浴槽内で適温となるようです。
窓を少し開けてみました。冷たい空気が流れ込み、嘉瀬川の流れが見渡せます。
そんなこんなで、二つの浴槽を交互に、長い時間浸かっておりました。
写真奥の黒いドアはサウナルームのようですが、稼働はしていません。
区切りつけて、浴室から出てきました。
浴室に続く渡り廊下からは、古びたモルタル張りの一軒家が見えます。
これは扇屋の離れの建物で、歌人の斎藤茂吉が滞在した建物だそうです。
いったん建物の中に入り、廊下の途中にあるこの扉からそこに行くことができます。
扉を開けて、外に出てみます。
玄関の鍵は開いてました。戸を開けてみると、中はこんな感じ。
では再び戻ります。
フロント前には、扇屋に滞在していたという斎藤茂吉や青木繁の作品が展示してありました。
では外に出て、温泉街の中を歩いて車に戻ります。
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