久しぶりに熊の川温泉の熊ノ川浴場にやってきました。
熊ノ川浴場へは佐賀方面からくると、熊の川温泉のアーチを過ぎて、富士建設の看板があるところを右に折れて進みます。
突き当りが富士建設社屋、その向かい側に熊の川浴場の駐車場があります。
駐車場に車を停めて、嘉瀬川のほうに歩きます。
嘉瀬川のほうにあるいて1分ほど、
熊ノ川浴場です。
温泉名は普通「熊の川」と表記しますが、ここは「熊ノ川」と書きます。ちなみにここの地名は「の」も「ノ」も入らない「上熊川」です。
中に入ります。
入って左手に靴箱、その奥に受付窓口があります。受付窓口の向かいに自動券売機があります。
料金は時間帯によって変わってきます。開店から15時まで700円、17時まで500円、17時以降300円になります。
だから早い時間に入ると損した気分になるかもしれませんが・・・
ぼくは自販機での入浴券は購入せず、受付窓口にぬる湯手形を出しました。一枚1200円で古湯・熊の川・三瀬の指定された温泉施設を3軒利用できます。つまり一施設当たり400円で入浴できます。
自販機の横の浴室に入ります。
脱衣室。ロッカー料金は100円で入れたコインは戻りません。
浴室に入ります。
浴室内の浴槽は3つに分かれています。
一番右端、写真では角の隅のほうしか見えてませんが、ここが源泉そのままの浴槽です。
中央の大きな浴槽は少しだけ加温してあります。
写真左端に移っている小さな浴槽は入浴適温くらいです。
洗い場は入って右側の壁にありますが、カランから出てくるのは加温してない温泉水と思われます。ちょっと体にかけるには冷たいかな。
シャンプーもボトル入りのソープもなく、あるのは固形の石鹸だけです。
で、体を洗って湯の中へ。
ここは30.8度の源泉浴槽。
浸かってみると、意外と温かく、いい感じです.
浴槽の底からどんどん湧き出しています。
窓から見える嘉瀬川。親水公園になっていて、夏休みは子供たちが水着で遊んでいます。
源泉浴槽の角にある飲用泉。湯は浴槽の縁の穴から排水されていくかけ流し温泉です。
洗い場の奥の壁には、一箇所だけのお湯が出るシャワーが設置してあります。
真ん中の浴槽に移動。こっちは少しだけ加温されています。とはいえ一般的な入浴適温からすると圧倒的にぬるいです。
浴槽の底からどんどん湯が沸き出ています。
浴槽の上から流し込む一般的な方式と違ってこうやって床から湧き出させる方式は、お湯が空気に触れない状態で浴槽にたまるため、酸化してない新鮮なお湯で入浴できるそうです。
その隣の小さな浴槽が、入浴適温に調整されています。
といっても入浴客が自由に調節できるようになってるので「あんまり熱くするな」と注意書きが貼ってあります。
そんなこんなで、源泉浴槽と真ん中の浴槽を何度か移動し、最後に高温の浴槽に少しだけ入ってから出てきました。
ちなみにお風呂から上がって、洗面台にはドライヤーは備え付けありませんのでご注意を。
廊下の奥
こちら、休憩室です。
休憩室は覗くだけにして、外に出てきました。
熊の川浴場の隣、昔来たときは廃旅館が立っていて、次来たときは更地にされてました。今日は重機が入って何やら工事が始まってます。何ができるのでしょうか。
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