山あかりで湯に浸かった後、古湯温泉の表通りに出てきました。
こちらは英龍温泉前の足湯です。
近くにある昭和バスの停留所待合室とそっくりなので間違えないで。
古湯温泉の表通り。
元は通行量の多い国道323号線でした。今は国道はバイパスに付け替えられ、舗装もアスファルトから石畳風に改修され、静かなたたずまいです。
写真左寄りと中央奥に写っている焦げ茶色の小さな建物が昭和バスの古湯温泉バス停です、前述の足湯ではありません。
アーチのそばにある「ふるゆまつや」、ブログを始めたごく初期にレポートしています。あの時は「シシリアンドッグ」をいただきました。その後ぬるゆ手形購入のために訪れたりしてますが、またホットドッグでも食べたくなるいいお店です。
そのまま、佐賀市の方向に歩いてみます。
ここから嘉瀬川のほうに下りて見ます。
紅葉が鮮やかです。
坂道を下りたところの「かじかの里公園」
かえるが風呂に浸かっている彫像に、水車小屋。
現役で稼働しているものではなく、一種のモニュメントと思われます。一応、小屋の中には粉ひきの装置らしきものはありましたが。
その上の斎藤茂吉歌碑。
「ほとほとにぬるき温泉(いでゆ)を浴むる間も君が情けを忘れておもへや」
かじかの里公園の前には「瓦そば」で有名なそば店「田舎」があります。
こちらもブログ始めたごく初期にレポートしてますが、店内はタバコが煙って最悪でした。当然再訪してません、今後もする気はありません。
嘉瀬川沿いに遊歩道が伸びています。
川沿いを歩き、この階段を上ります。
石垣の上の通路、あんまり整備がされてなくて、ちょっと危ないです。草木が張り出していたり、通路の敷石が浮き上がっていたり。お気をつけて進んでください。
この先、
旅館鶴霊泉の裏庭ですが、遊歩道から直接入ることも出来ます。
ここにも斎藤茂吉歌碑があります。
「うつせみの病やしなふ寂しさは川上川のみなもとどころ」
斎藤茂吉は病気療養のため、大正9年9月11日から10月3日までの3週間、古湯温泉の扇屋に滞在し、その間38首の歌を詠んだと言います。
「川上川」は嘉瀬川の別名です。
歌碑を後にし、再び遊歩道に戻って進みます。
嘉瀬川と貝野川の合流部。
写真中央付近に映っているのは煉瓦造りの川上川第二発電所。大正3年の完成、今も現役で稼働中です。
その上にあるのは旅館杉野家です。
遊歩道はここで終わります。
佐賀市富士支所前の駐車場に戻り、また運転して帰ります。
≪リンク≫