カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

ICカード乗車券160円の旅 12 笹栗線2651H列車  長者原~吉塚

 
さあ、博多駅を今朝7時45分、特急「ゆふ」で出発して一日列車に乗り周り、最後の列車です。16時36分発の博多行きまで、2分の連絡です。
 
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地上の篠栗線ホームから見上げた、高架上の香椎線ホーム。今降りた列車がゆっくりと宇美のほうに去ってゆきました。
 
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すぐに列車は入ってきました。筑豊篠栗線仕様の813系3両です。
 
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車内。そこそこ込み合っています。
 
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福岡郊外の住宅街を走ります。
 
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吉塚が近づき、高架線を走るようになります。
 
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すぐに鹿児島本線と合流。
 
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長者原からは12分、16時44分吉塚に着きました。
 
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吉塚駅改札口、いよいよ最後です。自動改札の接触面に「SUGOCA」をかざしました。すると突然扉がバタンと締まり、警告音が鳴り、液晶には「係員にお知らせください」の文字が・・・え?どーゆ―こと!?
 
いやいや、実はこの機械の反応、予想していたこと。実際にこーなるのか、試してみたかったのです。

ICカードで自動改札を入ると、入場駅だけでなく入場時刻も記録されます。そしてある一定時間を超えて出場しようとすると、機械は不正乗車ではないかと疑って通せんぼするのです。「一定時間」がどれくらいの時間かわかりませんが、博多から吉塚まで1.8キロ、そこを9時間かけてきたのでは、確実に機械は「こいつはアウトじゃねーか」と判断するでしょう。
 
とゆーわけで、有人改札口へ。駅員さんにSUGOCAとあらかじめ用意しておいた路線図を見せて「博多を7時15分に入場して、このような経路をたどって来ました」と言いました。

さー、駅員さんがどんな対応するか、内心楽しみにしてました。
びっくりするか、あきれた顔をするか、どうすればよいかわからず同僚に相談しに行くのか、ひょっとしたらハナから不正乗車と決めつけて言いがかりをつけてくるかもしれない、そしたらどう言い返してやろうか・・・等々、想像していました。

しかし若い駅員さんの反応、そっけないものでした。表情も変えずに「それでは160円ひかせていただきます。残り750円です」と、これだけ言ってカードを返されました。
この、なんとも事務的な対応・・・
こんな乗り方をする乗客、そう多くはないでしょう。けど駅員さんが淡々と処理するくらいの一定割合で、こーゆー物好きな乗り方するやつ、いるんでしょうね。
 
これで、160円で466.5キロ・9時間の旅、完結です。
つまらない旅に同行していただいた皆様、ありがとうございました。
 
 
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