カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

月夜見宮

伊勢神宮参詣記 5

 

伊勢神宮の外宮に参詣し、伊勢うどんをいただいて、外宮の門前に戻ってきました

 

外宮の裏参道門前から月夜見宮つきよみのみや)に続く参道

 

令和6年7月の炎天下、月夜見宮に向かて歩いていきます

 

参道入り口に立つ石碑

「月よみの宮さん〇道」と彫ってあるみたいですが、〇の部分は読み取れません。変体仮名と思われますが・・

 

 

この参道、「神路通」(かみじどおり)というそうです

 

 

月夜見宮の神ツクヨミ(ツキヨミ)が下宮の神豊受大御神に会いに行く時に通う道なんだそうです

 

 

 

ツクヨミは夜に石垣の石を馬に変えて下宮の方へ向かうそうです。

このため住民は夜はこの道を通らず、どうしても通らねばならないときは路の中央を避けて端の方を通ったそうです

 

伊勢神宮別宮である月夜見宮の門前までやってきました

 

 

月夜見宮の御祭神は月夜見尊つきよみのみこと)および月夜見尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま)

内宮に鎮座されるアマテラスの弟神です

 

 

アマテラス・ツクヨミ(ツキヨミ)・スサノオの3姉弟三貴子(みはしらのうずみこ)と呼ばれます。

このうちアマテラスとスサノオは日本神話で大活躍するのですが、ツクヨミはほとんど活躍しません

 

古事記では出生の記述のみです

日本書紀では別伝である一書(あるふみ)の中に姉アマテラスと喧嘩してそれから昼と夜が分かれた、という物語が収録されています

 

kojikinohanasi.hatenablog.com

 

手水舎で身を清めます

 

手水舎のそばに建っていた社殿

何かの儀式に使われるのでしょうか

 

 

月夜見宮

 

 

手を合わせます

 

 

奥の方にも参道が伸びています

 

そこにあった高河原神社

 

高河原神社

御祭神は「月夜見尊御魂」(つきよみのみことのみたま)だそうです

 

さらに奥、

なにやら巨木の前に鳥居

 

 

 

大木の洞にお狐さん
稲荷神社のようです

 

では、月夜見宮の境内を後にします

 

 

施設名 月夜見宮
所在地 三重県伊勢市宮後1‐3‐19
電話 0596-24-1111(神宮司庁)
FAX 0596-24-1111(同上)
営業時間

夜間の参拝は禁止

 

定休日  
料金 境内無料
交通 JR・近鉄 伊勢市駅より徒歩10分
バリアフリー情報  
駐車場 無(伊勢神宮下宮駐車場より徒歩5分)

 令和6年7月現在

 

 

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