伊勢神宮参詣記 8
二見興玉神社の門前までやってきました
二見興玉神社の御祭神はサルタヒコ、天孫二ニギを日向まで導いた国つ神です
その後、アメノウズメに送られてに伊勢に赴きました
時代は下り垂仁天皇の御代、皇女ヤマトヒメがアマテラスの御魂を奉じて二見浦に御船を停められたとき、サルタヒコは海上の興玉神石に現れて五十鈴川の川上に導かれ、そこを大宮地と定めてアマテラスの御魂が鎮まったそうです
この興玉神石を大神の坐す島と崇め、夫婦岩に注連縄を張って神門とし、その前に遥拝所を設けたのが二見興玉神社の創始だそうです
天平年間に行基がこの地に参り江寺を創建、境内に興玉社を祀りました。明治9年に神仏分離により現在地に遷座したそうです
伊勢神宮外宮・内宮に参拝する前にこの浜で禊をするのが習わしでこれを「浜参宮」というそうです
本来は実際に海水に使って禊をするのですが、現在では二見興玉神社に参拝し、興玉神石より採取した無垢鹽草(むくしおくさ)で身を清めるお祓いを受けるのが一般的だそうです。
なるほど、ぼくは外宮に参詣してからここに来たが、本来なら二見興玉神社に参詣してから外宮に向かわなければならなかったのね・・・
参道を進んでいきます
夫婦岩が見えます
参道の山側に境内社があります
「天の岩屋」だそうです
社殿の隣で踊っているのはアメノウズメでしょうか
アマテラスの岩戸隠れの神話で岩戸の前で踊り、二見興玉神社の御祭神であるサルタビコの妻となった女神です
古来、宇迦御魂大神を岩窟内に奉祀されていた三宮神社の御遺跡であり、当神社が日の神拝所の御由縁によって天の岩屋と称して尊拝するに至る、そうです
ウカノミタマは一般には稲荷神として信仰されている神様です
手水舎
手水舎の上にも中にもカエルさん
カエルはサルタビコ大神の御使いと信じられてきたそうです
参道を歩いていくと拝殿が見えてきました
コンクリート造りの拝殿
手を合わせます
賽銭箱の前に積んである輪っかは・・
「輪注連縄」というそうです
拝殿の横を抜けていきますと、
本殿が見えました
拝殿・本殿の裏手に日の出遥拝所
夫婦岩が見えます
日の大神と猿田彦大神縁の興玉神石を遥拝する鳥居の役目をしているそうです
興玉神石は往古は露出していましたが、今は暗礁となり海中に鎮座されているそうです
大岩は高さ9m、小岩は高さ4m、大注連縄の長さは35mだそうです
奥の岩は「かえる岩」というそうです
施設名 | 二見興玉神社 |
所在地 | 三重県伊勢市二見町江575 |
電話 | 0596-43-2020 |
FAX | 0596-43-2015 |
営業時間 | 24時間 |
定休日 | |
料金 | 境内無料 |
交通 | JR 二見浦駅より徒歩15分 |
バリアフリー情報 | |
駐車場 | 有 |
令和6年7月現在
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