大国魂神社 中編

武蔵国を行く 17

 

東京都府中市大国魂神社の参道を歩いてきました

 

髄神門から中に入ります

 

(正式には「大國魂神社」と表記するようですが、拙ブログでは「大国魂神社」とさせていただきます)

 

この先、プロカメラマンは撮影禁止

ぼくは写真撮って収入を得てるわけではないんで、別に構わんでしょう

 

 

大国魂神社武蔵国総社とされています

 

律令制の元、国司は赴任後に任国の神社を参拝して回ることになっていました。国司が回る順番を表したのが一宮以下の社格とされています

平安時代に至り国府の近くに総社を定めてそこに参拝することにより巡回を省略するようになりました

 

 

大国魂神社景行天皇41年(西暦111年)の創建と伝えられます

 

御祭神は「大国魂大神」、

神社の由緒によれば「素戔嗚尊御子神で昔この国土を開拓され、人民に衣食住の道を授け、医薬禁厭などの方法も教えこの国土を経営された」とあります

大国魂大神とはオオクニヌシ大国主命)のことでしょうね。日本書紀ではオオクニヌシスサノオの子となっています(古事記では6代目の子孫となっている)

 

後に国内諸神を配祀し武蔵国総社としたそうです

 

鼓楼

 

太鼓を懸けて時刻を知らせるための建物で、現在のものは嘉永7年(1854年)の再建です

 

 

宝物殿

開館は土日祝・神社祭礼日のみ、ただし社務所に申し込めば平日でも拝観できるそうです

時間は10時から16時まで、拝観料は200円、学生100円

 

宝物殿の前にある「鶴石」

 

鼓楼前にある「亀石」

 

鶴石・亀石の由来はわかりません

 

 

楽殿

 

中雀門を中に入ります

 

中雀門を中に入ると拝殿

明治18年の建立です

 

手を合わせます

 

この奥が本殿です

 

本殿は寛文7年(1667年)の建立です

 

 

しかしこの先、カラスが攻撃してくるため立ち入り禁止だそうです

 

 

奥に見える大国魂神社の本殿

 

施設名   大国魂神社
所在地  東京都府中市宮町3-1
電話  042-362-2130
FAX 042-335-2621
営業時間 6:30~17:00(9月15日~3月31日)
6:00~17:00(4月1日~9月14日)
定休日  
料金 境内無料
交通 京王電鉄府中駅より徒歩10分
JR府中本町駅より徒歩5分
バリアフリー情報  
駐車場

 令和6年5月現在

 

 

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