讃岐国を行く 22
善通寺は弘法大師空海の生家であり、四国八十八箇所霊場の第七十五番札所であります
昨日から善通寺境内に建つ宿坊「いろは会館」に泊まっていました
善通寺西院の御影堂
善通寺境内は東院と西院に分かれていて、今いる西院は弘法大師の父である佐伯善通(さえきよしみち)の屋敷跡といわれています。
御影堂は他の真言宗のお寺で言う大師堂に相当し、弘法大師の生誕地に建てられています
朝6時からこの御影堂の中で勤行(ごんぎょう)が行われ、ぼくも参列してきました
改めて正面から参詣し、手を合わせます
賽銭箱の隣に能登地震被災者への義援金の募金箱があったので、些少ですが募金させていただきました
現在の御影堂は天保2年の建立であり国登録文化財となっています
御食移動の前に立つ「稚児大師」
稚児大師とは弘法大師の幼少期を言います
御影池
佐伯家の庭にあった池で、弘法大師が塔に留学する折に自信の姿を映して自像を描いて母に差し上げたそうです
池の中央に弥勒菩薩像
その前は修行中の弘法大師とその両親だそうです
手水舎
御影堂から仁王門に続く参道には上屋根が掛けられ、弘法大師の生涯を描いた額がかかっています
西院境内から見る仁王門
この先、参道を直進すると東院です
東院は唐から帰朝した弘法大師が創建しました。
西院は鎌倉時代に佐伯義道の屋敷跡に創建され、江戸時代まではそれぞれに住職がいる別のお寺でしたが、明治時代に善通寺として一つのお寺となっています
西院境内の一角に横たわる「御影の松」
むかしは御影池の上に立っており、弘法大師は松の木に登て自身の姿を描いたそうな
西院の境内
梵鐘
納経所
ぼくはお遍路もしてなければ御朱印を集めてもいませんので中には入りませんが、
親鸞堂
奥に安置してあるのが親鸞聖人でしょうか
護摩堂
閻魔堂
地獄の閻魔様がにらんでいます
地蔵堂・焔魔堂の周りには石像が並んでいます
聖雲殿
御影堂と聖雲殿をつなぐ渡り廊下の奥に進んでいきます
施設名 | 善通寺 |
所在地 | 香川県善通寺市善通寺町3-3-1 |
電話 | 0877-62-0011 |
FAX | 0877-62-4302 |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 境内無料 |
交通 | 善通寺駅より徒歩20分 |
バリアフリー情報 | 境内ほぼ段差無、御影堂へはスロープ有り堂内で直接参詣できる 多目的トイレは西院境内に有 駐車場はいろは会館近くの「かがわ思いやり駐車場」を利用するよう公式サイトで案内されている |
駐車場 | 有料(普通車300円) 宿坊宿泊者は専用の無料駐車場有 |
令和6年1月現在
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