讃岐国を行く 4
令和6年1月後半、今日は強烈な寒波が日本列島を襲っています
ここは温暖な瀬戸内の讃岐国ですが、天気は良いものの風は強く、非常に寒いです
左側には「国弊中社」
鳥居に拝礼し、
参道を進んでいきます
神門をくぐり、境内へ
手水舎
龍の口から水が流れ出ています
正面に田村神社の拝殿が見えます
参道から横にそれると「歳徳神」の扁額がかかった鳥居がありました
その鳥居の奥は古札納め所となっていました
参道脇の「力石」
では、田村神社拝殿の方へ向かいます
拝殿前、拝殿に向かって右側の「左近の桜」
こちらは拝殿向かって左側の「右近の橘」
田村神社拝殿
田村神社の主祭神はヤマトトトヒモモソヒメ(倭迹迹日百襲姫命)
また弟のキビツヒコ(吉備津彦命)も祀られています
ヤマトトトヒモモソヒメは第7代孝霊天皇の皇女です
日本書紀によりますと第十代崇神天皇の御代、疫病で国が乱れたときにオオモノヌシがヤマトトトヒモモソヒメのもとに降臨して「自分を祀れば国は治まる」と告げたとされています。ヤマトトトヒモモソヒメはその後、オオモノヌシの妻となりました。
こうした巫女的な役割を演じていることから、ヤマトトトヒモモソヒメを邪馬壱国の卑弥呼に比定する学説もあります
キビツヒコはヤマトトトヒモモソヒメの弟です。崇神天皇の御代に日本を統一平定するために各地に派遣された「四道将軍」のひとりであり、また桃太郎のモデルであるともされています
社伝では、ヤマトトトヒモモソヒメとキビツヒコはともに讃岐へ下り農業殖産の開祖神になったとされているそうです。
裏に回ってみましたが、本殿はうっそうとした社叢に囲まれてわずかしか見えません
この本殿の床下には深淵があり、厚板でこれを覆い殿内は盛夏といえども凄冷の気が満ちていて古くから神秘を伝えている。龍が住みのぞいたものは絶命するとされて開かれたことが無い、
ということなんだそうです。
施設名 | 田村神社 |
所在地 | 香川県高松市一宮町286 |
電話 | 087-885-1541 |
FAX | 087-885-3126 |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 境内無料 |
交通 | ☆高松琴平電気鉄道一宮駅より徒歩10分 |
バリアフリー情報 | 境内ほぼ段差無し |
駐車場 | 有 |
令和6年1月現在
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