讃岐国を行く 3
坂出駅まで戻ってきました
琴平から入ってきた、坂出6時42分発鈍行列車
とりあえず、これに乗ることにしました
「とりあえず」というのは、この後の行動予定をこの時点では決めかねていたからです
今日と明日で、讃岐国府跡、讃岐国分寺、讃岐総社宮、田村神社(讃岐国一宮)、金刀比羅宮、善通寺(弘法大師誕生の地)・・といったところを行けるだけ行ってみようと思っているのですが、
どういう順番で回ろうか・・・
夜明の讃岐平野を走ります
国府跡の最寄り駅の讃岐府中駅も、国分寺の最寄り駅である国分駅も、降りようか、どうしようか・・・と迷っているうち通り過ぎてしまいました。
・・・このまま高松まで行って、高松琴平電鉄に乗り変えて田村神社を目ざすとしよう
この地は桃太郎の伝承が伝わっており、駅名もここからきているそうです
坂出から約30分、7時14分に高松着
高松駅はJR駅では珍しい終端駅形式のターミナルです
かつては高松から宇野まで鉄道連絡船としての宇高航路が通じており、宇野から大阪・東京へと長距離列車が発着していました。四国の鉄道線は各地から高松に集約する形で建設されていきました
高松駅が終端駅構造となっているのはその名残でしょう
駅舎は宇高連絡線廃止後、内陸寄りに新しく建て替えられています。
駅前の通りを歩いていき、
ICカードが使えます
ホームは高松城の石垣に隣接しています
ホームから見る高松城の内堀
そこに電車が4両編成に通勤通学客を満載して入ってきました
折り返し7時30分発琴電琴平行きとなります
しかし、おもいっきり昭和の電車・・・貫通扉の窓下に方向幕が表示されている電車なんて、久々に見たよ・・
車両番号は1102
調べてみると形式は1100形、元は京王帝都電鉄(現在の京王電鉄)の車両で製造年は昭和44年、平成9年から琴電で走っているようです
もう半世紀以上走っているんだなあ・・
電車は発車し、高松市内を走っていきます
扉は片開きの幅広ドア
現在は両開きドアが主流で、片開きドアの通勤電車はほとんど見なくなりました
一宮駅に着きました
ここで降ります
柱には「途中下車指定駅」のステッカーが貼ってある
後から知ったのですが、琴電の乗車券では指定された駅で途中下車ができるそうです
あっちゃー・・・それを知っていたらICカードではなく、琴電琴平駅までの乗車券を買っていたのに・・・
ここまで来てしまってはもう仕方がない・・・
SUGOCAを簡易改札機に通して出てきました
外に出ると天気は良いが、寒いし、風も強いです・・
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