カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

中山神社 前編

美作国を行く 5

 

岡山県津山市に来ています

 

美作国一宮である中山神社までやってきました

 

門前には注連縄が巻かれた大木がそびえたっています

 

樹齢800年のケヤキの木だそうです

 

樹の根元には小さな祠が安置されています

 

鳥居に拝礼してくぐります

 

 

中山神社は景雲4年(707年)に創建されたそうです

 

こちらは樹齢500年のムクノキ

 

 

 

なにやら牛の像

 

台座に碑文が彫ってあるが、読めない

 

参道を進んでいきます

 

手水舎

 

竹筒がホースにつながれてそこから水が出るよう改造されていました

 

身を清めてから参道を進んでいきます

 

石橋がかかる前の川

 

御手洗川、だそうです

名前からしてむかしはここで身を清めていたのでしょうか

 

元々、神様の前に出るときは全身を川の水に浸して禊をしていました

神社参詣前に手水舎で手と口を注ぐのはこの儀式を簡略化したものです

 

神門をくぐり境内に入ります

 

境内

 

この門の先が拝殿です

 

拝殿

 

手を合わせます

 

奥に進んでいきます

 

 

 

本殿

永禄2年(1559年)に造られたもので国指定重要文化財となっています

 

 

普通、神社は拝殿が立派で、神様が鎮座される本殿はむしろ小さく簡素なことが多いですが、

ここは本殿の方が立派で重厚なつくりとなっています。先ほど参詣した総社もそうでしたが、美作国の神社の特徴でしょうか

 

岡山県神社庁のサイトによりますと、中山神社主祭神は「鏡作神」、相殿に「天糠戸神」「石凝姥神」を配祀となっています

 

アマテラスの岩戸隠れの時、鏡を造った神様として古事記には「伊斯許理度売命」(いしこりどめのみこと)、日本書紀の一書には「石凝姥」(いしこりどめ)・「天糠戸者」(あまのあらとのかみ)といった神様が見えます。

これらの総称が「鏡作神」ということでしょうか

 

施設名 中山神社
所在地 岡山県津山市一宮695
電話 0868-27-0051
FAX 0868-27-2377
営業時間  
定休日  
料金 境内無料
交通 津山駅より徒歩1時間20分
コミュニティバスが近くまで来ているが本数少なく、タクシー・レンタカー・レンタサイクル等を利用したほうが現実的)
バリアフリー情報  
駐車場

 令和5年11月現在

 

 

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