伊予国を行く 2
令和5年9月初めに松山小倉フェリーに乗って松山観光港までやってきました

松山観光港リムジンバス
5時15分に発車し、JR松山駅・松山市駅を経由して道後温泉まで行きます
松山観光港リムジンバスは松山小倉フェリーと広島へのフェリー・高速船に連絡して松山市内とを結んでいましたが、令和5年11月11日から大幅減便されています。
当レポートのアップロード時点で運転されているのは松山観光港を早朝・深夜に発車する1日3便のみ、松山観光港へ向かう便は全便運休となっています。
その他の時間帯は鉄道(伊予鉄高浜線)と高浜駅からの連絡バスが案内されていて、この乗り継ぎができない早朝・深夜のみリムジンバスが残された感じです。

4列リクライニングシートの車内
バスは発車するとすぐにトンネルに入り、トンネルを抜けると松山市内に入って、

松山駅に到着、ここで降ります
ここからJRに乗り換えます
駅の自動券売機で乗車券を購入し、

改札を通ります
愛媛県の県都である松山市の中心駅ですが、自動改札機はありません。列車の到着時には囲いの中に駅員がずらりと並びます。

5時53分発高松行き鈍行列車

車内はボックスシートとロングシートが対角線に配置されたセミクロスシート

定刻に発車、真新しい高架線に沿って走っていきます
現在、松山駅も含めて高架化工事の最中であり、令和6年秋に完成予定となっています

郊外に出てきました

堀江駅
かつてはここの最寄りの堀江港から広島県の仁方まで国鉄の鉄道連絡線である仁堀航路が運航されていました

瀬戸内海が見えてきました

大浦駅
ここで特急列車の通過待ちのためしばらく停車します
この列車はワンマンではなく車掌が乗務しており、近年珍しく無人駅につくたびに車掌さんがホームに降りて集札を行っています。
ホームに降りたぼくの姿を見て、車掌さんがぼくのところに駆け寄ってきました。
ぼくは「まだ降りないです」と車掌さんに告げて、

ホームの端まで来ました
大浦駅のホームは片面一線のみですが、ホームの無い通過線が設けられています。通過線は一線スルー構造となっており、減速せずに通過できるようになっています。

その通過線を、今乗っている列車に遅れて発車した特急列車が高速で追い抜いていきました

列車は瀬戸内海を見ながら進んでいきます


今治7時19分着

そして今治から2駅先の、

伊予桜井駅7時28分着
ここで降ります

ホームに降りてきた車掌さんに、今度は本当に乗車券を渡しました

高松に向かってこの先長旅をしていく列車を見送ります

伊予桜井駅

駅前広場の柵に括り付けられていた案内板
案内文の後半部分は・・・ちょっと?
「国鉄の電化につれ、黒煙を吐く威勢のよい機関車からディーゼル車となり・・・」って・・・
国鉄時代は予讃線は電化はされていません。予讃線の電化は民営化後の平成5年です。
蒸気機関車からディーゼル機関車・気動車に切り替えるのは電化とは言わないし・・

伊予桜井駅を出て、線路に沿って歩いていきます
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