カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

多家神社 令和5年7月 前編

安芸国を行く 12 / 青春18令和5年夏紀行 2日目

 

広島県安芸郡府中町多家神社までやってきました

 

 

門を入ったらすぐの場所にある手水舎

 

これも門のそばにある石碑

延喜式内明神大多家神社神武天皇東征御留蹕霊地」と彫ってあります。明治43年の建立です。

「御留蹕霊地」とは「おんりゅうひつれいち」とでもよむのでしょうか。

 

 

 多家神社、カッコ書きで「埃宮」(えのみや)

御祭神は皇室初代の天皇である神武天皇と、天皇を迎えたこの地の有力者である安芸津彦です

 

 

ここは神武天皇が東征の際、一時滞在して宮を置いたところなのです。

古事記によると、日向を出発したイワレビコ、後の神武天皇の一行は、豊国の足一騰宮(あしひとつあがりのみや)・筑紫の岡田宮(おかだのみや)を経て、安芸の多祁理宮(たきりのみや)に至り、ここで7年滞在したそうです。

その「安芸の多祁理宮」が、ここ、多家神社だと云われています。

 

 

古事記では「多祁理宮」ですが、日本書紀では「埃宮」(えのみや)となっています。

 

 

 

 

神社の森は「誰曽廼森」(たれそのもり)というそうです。

神武天皇が東征の途中、暗闇から出てきた人に対して「そは誰そ」(おまえは誰だ?)と尋ねたことからその名がついたといわれています

 

 

石段を上がったところにも手水舎がありました
中の手水鉢は、神武天皇が東征した時の船を表しているのでしょうか

 



 

 

古事記・日本書記ゆかりの地」の石碑


宝蔵

 

「校倉造」(あぜくらづくり)といわれる建築様式ですが、一般的な校倉造とは違って六角形の柱を組み合わせているそうです。

 

 

 

 

楽殿

 

神輿蔵

 

拝殿前

茅の輪くぐりが設けられています

 

拝殿

 

 

手を合わせます

 

拝殿奥の本殿

 

本殿

 

施設名 多家神社
所在地 広島県安芸郡府中町宮ノ町3-1-13
電話 082-282-2427
FAX  
営業時間  
定休日  
料金 境内無料
交通 ☆JR山陽本線天神川駅より徒歩20分
☆JR芸備線矢賀駅より徒歩20分
バリアフリー情報  
 
駐車場

 令和5年7月現在

 

 

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