門を入ったらすぐの場所にある手水舎
これも門のそばにある石碑
「延喜式内明神大多家神社」「神武天皇東征御留蹕霊地」と彫ってあります。明治43年の建立です。
「御留蹕霊地」とは「おんりゅうひつれいち」とでもよむのでしょうか。
多家神社、カッコ書きで「埃宮」(えのみや)
御祭神は皇室初代の天皇である神武天皇と、天皇を迎えたこの地の有力者である安芸津彦です
ここは神武天皇が東征の際、一時滞在して宮を置いたところなのです。
古事記によると、日向を出発したイワレビコ、後の神武天皇の一行は、豊国の足一騰宮(あしひとつあがりのみや)・筑紫の岡田宮(おかだのみや)を経て、安芸の多祁理宮(たきりのみや)に至り、ここで7年滞在したそうです。
その「安芸の多祁理宮」が、ここ、多家神社だと云われています。
古事記では「多祁理宮」ですが、日本書紀では「埃宮」(えのみや)となっています。
神社の森は「誰曽廼森」(たれそのもり)というそうです。
神武天皇が東征の途中、暗闇から出てきた人に対して「そは誰そ」(おまえは誰だ?)と尋ねたことからその名がついたといわれています
石段を上がったところにも手水舎がありました
中の手水鉢は、神武天皇が東征した時の船を表しているのでしょうか
「古事記・日本書記ゆかりの地」の石碑
宝蔵
「校倉造」(あぜくらづくり)といわれる建築様式ですが、一般的な校倉造とは違って六角形の柱を組み合わせているそうです。
神楽殿
神輿蔵
拝殿前
茅の輪くぐりが設けられています
拝殿
手を合わせます
拝殿奥の本殿
本殿
施設名 | 多家神社 |
所在地 | 広島県安芸郡府中町宮ノ町3-1-13 |
電話 | 082-282-2427 |
FAX | |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 境内無料 |
交通 | ☆JR山陽本線天神川駅より徒歩20分 ☆JR芸備線矢賀駅より徒歩20分 |
バリアフリー情報 |
|
駐車場 | 有 |
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