JRで黒崎駅にやってきました。
ここから歩いて岡田宮へ向かいます。
岡田宮は古事記では「筑紫之岡田宮(ちくしのおかだのみや)」と記されています。後に日本の初代天皇となるイワレビコが日向から大和に向かう途中、一年間滞在したところです。
黒崎駅前のペディストリアンデッキから見た、通称ふれあい通り。この通りを正面に進みます。
「岸の浦2丁目交差点」に来たら、左に折れて進みます
八幡熊出郵便局の前
岡田宮の門前まで来ました
鳥居に拝礼して奥に進みます
神門をくぐります
境内
左手に手水舎があります。
この手水舎・・・
自動水栓の手水舎!
これはまた斬新、初めて見た!
作法通りに禊をして奥に
主祭神は日本の初代天皇である神武天皇ですね。そのほか、日本神話に登場するメジャーな神様とか、あんまり聞かないローカルな神様もお祀りされているようです。
日本神話
オオクニヌシから天の御子に日本の国が譲られたことを受け、アマテラスの孫ニニギは高天原から日向に降臨した。
その後3代にわたりニニギの子孫が日向で日本の国を治め、ニニギの曾孫イツセとイワレビコの兄弟の代になった。兄弟は「この地は西に偏りすぎてる、もっと東のほうで国を治めたほうが良い」と、軍勢を率いて大和の国に向けて船出した。
兄弟は宇佐を経て筑紫の岡田宮につき、ここで一年滞在した後、瀬戸内海をさらに東に進んでいった。
イツセとイワレビコの兄弟は船を東に進めますが、その途中で兄イツセは戦死、残った弟イワレビコは苦難の末に大和の樫原宮に都を定めました。イワレビコは現代まで126代続く皇室の初代、神武天皇として即位します。
岡田宮はこの神武東征神話に出てきます。
もともとはこの地にいた熊族が洞海(くきのうみ、洞海湾)菊竹浜に先祖神を祀ったのが始まりみたいですね。
神功皇后の話にも出てくるようですが・・・
あまり語ると長くなりそうなので先に進みます。
案内板では神武天皇を祀る中殿(岡田宮)、オオクニヌシやスクナビコナ他一神を祀る右殿(熊出宮)、タカミムスビやカミムスビ、コトシロヌシら八神を祀る左殿(八所宮)に分かれているようですが、拝殿は一つですね
拝殿奥の本殿
本殿横には小さなお稲荷さん
反対側には摂末社が並んでいました。
真新しい社務所。
「御朱印受付」の貼り紙があります。
なんでも今、御朱印ブームで、あんまりにも過熱しすぎて 各地の寺社でトラブルが起きているそうですね。
皆さん、節度は守りましょうね。
ぼくは別に御朱印を集めているわけでもないんで、そのまま通り過ぎます。
中では写真館が営業しています。
社務所の中にある「参拝者控室」。
鍵がかかっているわけでなく解放されているので、参拝者なら誰でも使ってよいのでしょう。控室というより無料休憩所と言った感じかな。
神社を後にし、 岸の浦2丁目交差点まで戻ってきました。
岡田宮と反対側のほうにちょっと足を進めてみますと
「曲渕の松並木」
ここ、江戸時代の長崎街道跡だそうです。
では、また黒崎駅に戻ります。
施設名 | 岡田神社 |
所在地 | 福岡県北九州市八幡西区岡田町1‐1 |
電話 | 093-621-1898 |
開園時間 | |
料金 | 拝観料無料 |
交通 | JR黒崎駅より徒歩10分 |
駐車場 | 有 |
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