志波彦神社・鹽竈神社 鹽竈神社 前編

陸奥国を行く 17 

 

宮城県塩竈市志波彦神社鹽竈神社の表参道まで歩いてきました

 

ひとつの境内に志和彦神社と鹽竈神社の二つの神社があり、法人としてもひとつの「宗教法人志波彦神社鹽竈神社」となっています

 

塩竈神社の御祭神はシオツチ、タケミカヅチ、フツヌシの三神

 

シオツチは高天原から降りて来た天孫二ニギを笠狭宮(かささのみや)に導き、山幸彦を海神の宮殿へ導き、初代神武天皇となるイワレビコを大和に導いた神様です

 

タケミカヅチとフツヌシはアマテラスの命を受けてオオクニヌシのもとに国譲りの交渉役として訪れた神様です

 

タケミカヅチとフツヌシはシオツチの案内で陸奥国を平定したことから、この地に祀られたのが鹽竈神社です。そしてシオツチはこの地にとどまり人々に製塩を教えたと伝えられます

 

塩竈神社は代々の仙台藩主の庇護を受けてきました

 

 

重要文化財の石鳥居

 

寛文3年(1663年)の建立だそうです

 

 

 

鳥居の先、延々と続く石段を登っていきます

途中、灯篭があり、狛犬が守っていましたが、

狛犬の首に何やらかかっています

 

何かと思ったら、

「枯葉落下の危険あり注意してお通りください」だそうです

 

石段の上の方に門が見えてきました

 

 

 

 

石段の上の方にある「楼門」

 

 

楼門をくぐると、

 

手水舎がありました

 

センサーで反応する自動水栓になっていました

 

 

さらに先へ進むと「唐門」がありました

 

唐門の扁額には「一宮鹽竈三社大明神」と書いてあります

塩竈神社陸奥国一宮とされています

 

 

唐門から中に入り、正面にあるのが「左右宮」

 

「左宮」にタケミカヅチ、「右宮」にフツヌシが祀られています

 

 

鹽竈神社の左右宮拝殿

向かって右側に「㔫宮」、左側に「右宮」の扁額が掲げてあります

 

 

拝殿の奥、塀の先に屋根だけ見えている左宮と右宮の本殿

 

 

左右宮の右手にある別宮

潮の神、シオツチを祀ってあります

 

献魚台?・・・

シオツチは潮の神様だからお魚を献上するのだろうか・・・?

 

こちらも塀の向こうに屋根だけ見えている別宮の本殿

 

施設名 志波彦神社塩竈神社
所在地 宮城県塩竈市一森山1‐1
電話   022-367-1611(志和彦神社鹽竈神社社務所
FAX   
営業時間  5:00~18:00(3月~10月)
 5:00~17:00(11月~2月)
定休日  
料金  境内無料
交通  JR仙石線本塩釜駅より東参道入り口まで徒歩10分
 JR東北本線塩釜駅より表参道入口まで徒歩20分
バリアフリー情報  
駐車場  無

令和5年7月現在

 

 



前<<<  御釜神社 - カリバ旅行記 (hatenablog.com)
次>>>  志波彦神社・鹽竈神社 鹽竈神社 後編 - カリバ旅行記 (hatenablog.com)




≪姉妹ブログ≫

鉄道唱歌の話
古事記の話


≪拙ブログをテーマ別にまとめたサイト≫

温泉の話
駅弁の話 
記紀ゆかりの地を訪ねて

小説古事記
古代史探訪
 
≪外部リンク≫

志波彦神社・鹽竈神社