由布院温泉のぬるかわ温泉で湯に入り、金鱗湖の周りを散策して由布院駅まで戻ってきました。
16時21分発、日田行き鈍行列車。
JR九州キハ125の2両編成。
セミクロスシートの車内。
黒光りするボックスシートに腰を下ろします。
列車はし発車くすると、しばらく由布院の盆地の中を走り、
山中に分け入っていきます。
全長1860mの水分トンネルで分水嶺を越えていきます。
由布院から豊後森までは、令和2年7月の豪雨で被災した区間で最後まで不通のまま残っていたところでした。3月1日に復旧したばかりです。
分水嶺を越え、筑後川上流の野上川に沿って列車は走っていきます。
陽もだんだん傾いてきました。
豊後森機関庫が見えてきました
伐株山(きりかぶやま)が見えています。
昔、大きなクスが生えていたのでそこを玖珠と言ったそうです。
しかしそのクスのため、住民たちは日があたらず困っていたので、みんなで力を合わせて伐り倒したそうな。その切株が伐株山だそうです。
そのとき、大きな湖があったが、木が倒れて土手が壊れて水がひた(干た)場所が日田、葉が落ちたところが博多、倒れた木の先端が長崎、だそうな・・・
車窓から見る慈恩の滝
そして令和2年7月の豪雨災害で大きな被災を受けた天ケ瀬温泉街が見えました。
橋が壊れたまま、まだ復旧されていません。
沈水橋が見えました。
終点、日田。17時25分着。
日田駅。
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