カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

ICカード乗車券160円の旅 2 特急ゆふ 久留米~豊後森


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久留米から非電化単線の久大本線に入りました。ロングレールもなくなり、床下からはガタン、ゴトンとレールの継ぎ目の音が聞こえるようになります。

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筑後平野の農地と山々が広がります。駅の構造も簡素なものとなり、地方のローカル線といった雰囲気です。
線路は筑後川に沿って上流へと向かっていきます。
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筑後川を鉄橋で渡ります。眼下には長い沈水橋がかかっているのが見えます。

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筑後川の対岸に渡ると山間部に入ります。トンネルに入り、抜けると山の間を縫って流れる筑後川に沿って列車は走ります。

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そして列車は日田の市街地へ入ってきました。
日田は行政上大分県ですが、古来より筑後川の水運を通じて、久留米を中心とする筑後地方との結びつきが強かった地域です。

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日田駅着。

山間部を流れる筑後川に沿って列車は走ります。

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天ケ瀬着。天ケ瀬温泉への最寄り駅です。
かつてはここを終始発駅として日田彦山線を通り、本州の山陰方面まで直通する急行列車も設定されていました。

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山間部に広がる盆地に出ました。もうすぐ豊後森駅です。

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豊後森着。そこに停まっていたのは

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JR九州が誇る豪華クルーズトレイン、ななつ星でした。

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列車はすぐに発車。専用の機関車、DF200です。

駅の裏手にはかつて蒸気機関車でにぎわった旧豊後森機関区が広がっています。そこで1台の蒸気機関車が白煙を上げて、周りで数名の人が見守っていました。
調べてみると、豊後森機関区跡は公園として整備が進められており、煙を上げていたのは福岡県志免町に静態保存されていて、平成27年に譲渡された9600型機関車29612号のようです。

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豊後森機関区の扇形車庫を後に、列車は大分に向かいます。

 

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