令和三年夏 久大本線を行く / 青春18令和3年夏紀行 2日目
大分駅に来ています。
大分駅からは九州を横断する路線が2本出ています。 久留米まで行く久大本線と、熊本まで行く豊肥本線です。
今日はこのうち、久大本線で久留米まで乗りたいと思います。
大分駅10時50分発、由布院行き鈍行列車。JR九州200系気動車2両編成。
黒光りする転換クロスシートの車内。
定刻、発車。
日豊本線から分かれて進んでいきます。
列車は大分市内を離れて郊外へ
大分市歴史資料館が見えます。
この隣に豊後国分寺跡があります。
大分の郊外を列車は走り、
向之原を過ぎると、列車は大分川に沿って山の中に入っていきます。
湯平駅(ゆのひらえき)
湯平温泉 への玄関口です。
もっとも駅から温泉までは約4キロ離れており、由布市のコミュニティバスはありますが本数少なく不便です。無人駅で駅前にタクシーが常駐しているわけでもなさそうです。
列車は進み、由布岳が見えてきました。
由布岳を見ながら列車は進み
大分から一時間7分、終点の由布院着、11時57分。
大分から乗ってきた列車。
向かいのホームには「ゆふいんの森」が停まっています。
駅前にまっすぐ伸びる通り
この先、由布院温泉街です。観光地である湯の坪街道や金鱗湖もこの先です。
正面奥に由布岳がそびえています。
しかし駅前通りには行かずに、駅を出て右手のほうに歩いていきます。
温泉旅館の「ゆふいん山水館」
大分川の向こうに見える由布岳。
由布岳は標高1583メートル、豊後富士ともいわれる活火山です。
そして以前入浴した温泉旅館のいよとみの前を通っていきます。
そこからさらに歩いていき、約20分
見えてきました
今日目指して歩いてきた共同浴場の「加勢の湯」 です。
本レポートは8月初めに乗車した時のものですが、久大本線は大雨のため8月17日19時30分現在、日田から由布院までの間で運転を見合わせています。玖珠川にかかる鉄橋にゆがみが見つかったとのことで、運転再開には時間がかかりそうです。
大雨により被災された方には心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
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≪過去レポート≫
平成29年 豊後森~大分
令和2年 大分~向之原 向之原~由布院(代行バス)
令和3年3月 大分~豊後国分 豊後国分~由布院
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