由布院のバスセンターに戻ってきました。
次の豊後森行バスは13時21分に出発します。
バスセンター内の冷房が効いた待合室で待機しておりますと、10分ほど前に運転士さんが待合室にやってきて「豊後森行にご乗車の方、いらっしゃいますか~」と言いました。
運転士さんはぼくを含めて数人の乗客を駐車場に連れていきます。
駐車場に停まっていた小型の観光バス
大分県内で路線バス・貸切バス事業を行う大分交通に運行を委託されるようです。
時刻になると、バスは動き出しました。
そしてバスセンターの乗車口まで行き、運転士さんはいったん降りて待合室へ。
乗客がいないか確認してるのでしょう。新たに乗ってくる乗客はなく、バスはすぐ出発しました。
バスは山道を登っていきます。
ところで・・・
今乗っているバスの後ろから、もう一台のバスが後ろを走っています。由布院バスセンターを出たときからぴったりくっついて走ってくる。
なんだろう・・
折り返しのバスで、由布院へ向かうときは乗客が多いので2台で来たが帰りは乗客が少ないので回送してるのか・・
でもそれだったらぴったり後ろを走る必要はないし・・わからん・・
バス停名は「小垣」
列車が走っていない久大本線が見えます。
水害のあとも随所に見られます。
豊後中村駅に停まります。
後ろからついてきたバスも、駅前広場に入って停まりました。
到着時刻は13時55分
14時5分に発車します。
乗車中の大分交通バスと、後ろから乗客を乗せずについてきているバス
後ろのバスは日田市内でバス事業を行っている西鉄系列の日田バスです。
13時5分、バスは発車します。後ろの日田バスはこの先もぴったりついていきます。
列車が走らなくなって一か月、錆が浮き出た踏切を渡り
恵良駅。
かつてはこの駅から国鉄宮原線(みやのはるせん)が分岐していました。久大本線唯一の支線でしたが、昭和59年に廃止されました。廃止後、久大本線に支線はなくなりましたが、それでも現在までずっと「本線」を名乗り続けています。
由布院からは一時間17分、
14時38分、終点の豊後森着。
後ろからついてきた日田バスは、ついにこの豊後森までぴったり後ろについてきてました。
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