岡山発 東京行き 普通列車の旅 8 / 青春18令和2年春紀行 初日
環濠集落の中からぐるっと回って神社の正門に出てきました。
さらにサルタビコとアメノウズメも祀ってあります。
稗田阿礼はこの稗田出身で、天武天皇(在位673年~686年)に舎人(とねり、警護や雑用に従事した使用人)として仕えました。
古事記序文の記述によると
「天武天皇は正しい歴史を後世に残したいと考えた。そこで記憶力に優れた28歳の舎人、稗田阿礼に皇室・貴族の歴史を暗記させた」
そうです。
その後元明天皇(在位701年~715年)は、臣下の太安万侶(おおのやすまろ)に稗田阿礼が暗唱する文章を記録させて「古事記」が完成しました。
鳥居に拝礼して中へ
さらにアメノウズメとサルタビコも祀ってあります。
アメノウズメは稗田阿礼の祖先と伝えられています。
はるか悠久の神話の昔、アマテラスがスサノオとの姉弟げんかで天岩戸に籠ったことがありました。日の神アマテラスがこもったので世界は真っ暗です。
このとき、アマテラスを誘い出すために天の岩戸の前でウズメが踊りました。
周りでは神々がはやし立てる。アマテラスが外の騒ぎは何だろうと岩戸を開けたところで、力持ちの神様がアマテラスを引き出し、世の中に光が戻ったそうです。
もっともこのウズメの踊りが、ストリップショーだったというのは、知る人だけが知る公然の秘密。
またサルタヒコは、アメノウズメと結婚したとも伝えられています。
アマテラスの孫である皇室の先祖・ニニギが日向に降臨するとき、先導役を務めた神様です。
参道は左に折れて進みます。
「かたりべの碑」
手水舎
「佐紀盾列古墳群」
賣太神社が存在する稗田環濠集落の航空写真ですね。
拝殿
手を合わせます
奥の本殿
奥には摂末社や御神木が並んでました
鏡池・・・だそうです。
水は枯れてましたが。
では、神社を後にして駅に戻ります。
再び佐保川を渡ります。
その橋のそば
何やらお社がありますが
格子の隙間から覗いてみると、複数のお地蔵様が祀られていました。
そして先に足を進めて、郡山駅まで戻ってきました。
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