北九州市八幡西区の岡田神社、通称岡田宮(おかだぐう)に来ています。
ここは境内の奥、本殿向かって右側。なにやら末社がいくつも並んでいます。
逆立ちした狛犬の向こうに
並んだ岩2つ
右側の岩には「猿田彦大神」、左側の岩には「興玉神」と彫ってあります。
おきたまじんじゃ、と呼ぶのでしょうか
「興玉神」とはサルタビコのことだとも、その子孫のことだとも云います。
その奥には木祠が4社並んでいます。
元は別の場所にあったのを岡田神社の境内に遷座してきたもののようですね
その隣は「伊勢大神宮」
御祭神は勿論アマテラスですね。
そして一番奥の木祠、鳥居があります。
古びた石の祠の中に扁額だけが祀ってあります。
平安時代の後期に在位した第75代崇徳天皇。1156年、保元の乱に敗れ、讃岐の国に流罪となりました。
讃岐では金毘羅大権現(現在の金刀比羅宮)を崇敬し、崩御後に相殿に奉斎されました。
隣につるんとした石祠
御穀大神を祀る「御穀神社」
そのまんまですね。
「御穀大神」というのは、穀物神であるオオトシとウカノミタマの兄妹のことでしょうか
そして祠もなくなって岩だけになりました。
「生目八幡大神」と彫ってあります。
これは「生目神社」だそうです。
御祭神の品陀別命(ほむだわけのみこと)というのは第15代応神天皇のことです。応神天皇は八幡神として祀られています。
また、藤原景清は源平合戦のころの武将で、平家に仕えて都落ちにも従ったため平景清とも呼ばれます。
宮崎県宮崎市の生目神社が本社だそうです。
そして、一番隅っこの小さな古びた岩
御祭神はオオマガツヒ。
これはイザナギが黄泉の国から帰ってきて禊を行っていた時、体から落ちた穢れから生まれた神です。
穢れの神さえもお祀りするのは、八百万の神を信仰する日本ならではだなあ・・
さて、本殿の裏手を通って反対側に回ります。
本殿向かって左側には末社がひとつ
ウカノミタマを祀る稲荷神社です。
岡田神社本殿
何やら四角形に積み上げられた石
なんだろう?・・・
神門から外に出てきました。
駐車場にそびえたつ銀杏の木
では、岡田神社を後にして
黒崎駅まで戻ってきました。
季節は12月ですが、温かい陽が照っています。
ここから電車に乗って帰ります。
施設名 | 岡田神社 |
所在地 | 福岡県北九州市八幡西区岡田町1-1 |
電話 | 093-621-1898 |
FAX | 093-621-5330 |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 境内無料 |
交通 | ☆JR黒崎駅より徒歩10分 |
バリアフリー情報 | ☆社務所裏に車いすマークの付いた駐車スペース有。ただし駐車場内も境内までの通路も舗装されていません。 ☆身障者用トイレ無し |
駐車場 | 有 |
okada
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