今日も嬉野温泉にやってきました。
これまでの嬉野温泉のレポートでは旅館にばかり入っていましたが、嬉野温泉には日帰り浴場が二軒存在します。
そのうちの一軒、嬉野温泉のシンボル的な嬉野市営の公衆浴場「シーボルトの湯」です。
嬉野温泉には昔から「古湯」の名で公衆浴場があり、大正時代にはドイツ人の設計によるによる洋風の建物に建て替えられて地元や観光客に利用されてきました。この建物は平成8年まで使われてきましたが老朽化のため惜しまれながら閉館・解体、平成18年に当時の姿を復元し再建され、「シーボルトの湯」となづけられました。
シーボルトも元の古湯の設計者と同じドイツ人だったこと、シーボルトが江戸と長崎の往来の途中嬉野にも立ち寄っていたこと、などから命名されたそうです。
中に入ります。
なんか、みょーなゆるキャラのお出迎え。
横の靴箱に入れ、鍵をかけます。
鉤はコインを入れなくてもかかるようになっています。
自動券売機で入浴券を購入。
タッチパネル式の券売機ですが、操作方法はやや難解、ちょっと戸惑います。
入浴券を購入すると、フロントに出して奥へ。
手前が男性用、奥が女性用浴室ですね。
中に入ります。
脱衣室、ロッカーは100円入れて鍵を閉めますが、あけたら戻ってきます。
では、浴室に入ります。
白を基調とした明るい浴室です。内湯のみで露天風呂はありません。
壁に沿ってに洗い場が並び、嬉野茶のソープとシャンプーが置いてあります。
では、体洗って浴槽へ。
浴槽は二つに分かれていていました。
手前のほうに入ります。ちょっと熱いな。
嬉野温泉独特の、とろっとした肌触りです。
でも、塩素臭が・・・かなり鼻につく。
奥のほうの浴槽に移動。こちらは湯温は若干低めに設定されているようです。こちらの窓からは塩田川の川面が見渡せます。
こちらもとろっとした肌触りはいいが、やっぱり塩素臭がきつい・・・
少し早めに切り上げて出てきました。
なお、入浴客が多数いたので浴室内の写真は撮影できておりません。
浴室前の廊下には色紙が飾ってありました。
聞いたこともないローカルタレントのものが多いですが、そんな中に混じって
そ―言えば兄ちゃんは「 ♪ S・A・G・A~サガ~~」なんて歌っていたね、今何やってんだろう。最近、テレビは全然見てないからさっぱりわからん。
階段上って 二階に上がってみます。
何やらいろんな展示品。
昔の嬉野温泉の写真ですね。
名前のもととなったシーボルトの家族。
二階の休憩室。
館内に食堂はありませんが、近所から出前が取れるそうですね。
ただし・・・
「生ビールも一緒に持ってきて!」といっても、ダメなようです。
別にメシ食いたくもないし、そのまま外に出てきました。
また車運転して帰ります。
施設名 | シーボルトの湯 | |||
所在地 | 佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙818-2 | |||
電話 | 0954-43-1246 | |||
温泉名 | 嬉野温泉 | |||
源泉名 | 嬉野温泉 清流源泉 | |||
泉温 | 85.2度 | |||
泉質 | ナトリウム‐炭酸水素塩・塩化物温泉 (低張性 弱アルカリ 高温泉) | |||
利用形態 料金・営業時間 |
宿泊 不可 // 日帰り 可 /420 円 / 6:00~22:00(入場21:30まで)(第三水曜休、祝日の場合は翌日) |
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浴槽の管理 | 掛け流し・循環濾過の別 不明 加温・加水の有無 不明 |
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浴槽の種類 | 男女別 露天 無 内湯 有 |
混浴 露天 無 内湯 無 |
家族・貸切 露天 無 内湯 有 |
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備品・設備 | ボディソープ 有 シャンプー 有 タオル(日帰り) 無 ドライヤー 有 ロッカー 有 |
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自動販売機 | ソフトドリンク 有 アルコール飲料 無 瓶入り牛乳 有 アイスクリーム 無 その他 |
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食事処 | 2階休憩室で出前注文可(持ち込み・飲酒不可) | |||
アクセス | 武雄温泉駅からJR九州バス33分、彼杵駅から25分 鹿島駅から祐徳バス35分 天神・博多・長崎から九州急行バス いずれも嬉野温泉バスセンター降車徒歩10分 |
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駐車場 | 有 (90分間無料) | |||
温泉について | 美肌の湯として有名で、温泉街には大小数多くの旅館が軒を連ねる。 神功皇后が戦の帰途、鶴が川に入り傷を癒すのを見て発見したという。肥前国風土記(和銅7年、西暦714年)にも記述がある歴史ある温泉。 |
≪参考リンク≫
嬉野市 シーボルトの湯
うれしの温泉情報局 嬉野温泉観光協会
佐賀 嬉野温泉旅館組合