宗像三女神を訪ねて 5
「大島交流館」というのがありました。大島を紹介する資料館のようです。
入ってみます。
玄関入ると受付係の方から「一階は満席なので2階からどうぞ」と言われました。
写真を撮っていいか、と尋ねると「どうぞどうぞ、全然かまいません」という返事。
2階の展示室
ガラスケースの中に展示してあった、隠岐の島から発掘された石の人形と銅製の琴のレプリカ。祭祀に使われたものでしょうね。
江戸時代の地図、中津宮や御嶽神社、沖津宮遥拝所など主要なところは当時から描かれています。
さっき見た、沖津宮遥拝所の階段横にあった石碑、寛延3年(1750年)のものらしいです。江戸幕府8代将軍の徳川吉宗が68歳で亡くなったのが寛延4年(1751年)のことなので、暴れん坊将軍の末期に建立されたんですね。
地元の漁師の間で、沖ノ島は「一木一草一石とも持ち出してはならない」「島で見聞きしたことは一切口外してはならない」という掟が守られてきたそうです。
今も一般の上陸は厳しく制限され、宗像大社の神職だけが交代で寝泊まりして島を守っています。
中津宮の七夕伝説、鎌倉時代には縁結びの風習や壮大な歌会が行われていたそうです。
一通り見回ってから一階に降ります。
一階は映像で歴史や風習について紹介するものでした。
係員から写真撮影は「どーぞどーぞ」と言われていたのですが、なぜか展示室の入り口に「撮影禁止」の立て札が・・・
なので写真の掲載は控えておきます。
一通り見て回って、アンケート用紙への記入を求められ、書き終わってから外に出てきました。
大島交流館に入る前に見た「夢の小夜島」、潮が引いて砂洲で陸続きになっていました。
とゆーことは「海の道」も・・・
こちらも砂洲が現れて沖の小島まで歩いていけるようになっていました。
「カップルで歩くと、二人の仲をさらに深めてくれる恋愛パワースポット」だそーですが・・・
オレには関係ねー、ひとりで渡ってみます。
ごつごつした岩場に潮だまりができています。
「マツに注意」って、植林したばかりだから引っこ抜かないよう注意しろ、って意味なのかしらん?
では戻って、いったん大島港の前を通り過ぎてから宗像大社の中津宮を目指します。
施設名 | 大島交流館 |
所在地 | 福岡県宗像市大島901‐4 |
電話 | 0940-72-2797 |
開園時間 | 10:00~16:00 火曜(祝日の場合は翌日)・年末年始休 |
料金 | 入館料無料 |
交通 | ☆大島港よりより大島観光バス3分、徒歩15分 ☆大島港までは神湊港より宗像市営渡船15~25分 ☆神湊港までは ・JR東郷駅より神湊港まで西鉄バス約20分、 ・天神日銀前より西鉄特急バスむなかた号で約一時間(土休のみ、神湊行き1本、天神行き2本のみの運行) |
駐車場 |
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