カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

宗像大社 中津宮 前編

宗像三女神を訪ねて 6

 

f:id:karibatakurou:20190606223954j:plain

道路を挟んで両側に鳥居が立ってますが、奥の方が宗像大社中津宮のようです。

 

 

 

f:id:karibatakurou:20190606224211j:plain

 

f:id:karibatakurou:20190606224515j:plain

 鳥居に拝礼してとおります。

 

f:id:karibatakurou:20190606225657j:plain

 

 

f:id:karibatakurou:20190606225942j:plain

 祀られているのは宗像三女神の次女、タギツヒメ

 これは日本書紀の本文によるものですね。古事記や、日本書紀でも別伝として収録してある一書(あるふみ)では多少の相違があっています。

古事記では中津宮に鎮座されている次女はイチキシマヒメとなっています。

 

 

日本神話

 

スサノオはあまりの乱暴さに父神イザナギから勘当され、姉神アマテラスが統治する高天原に昇って行った。アマテラスは「高天原を乗っ取るつもりに違いない」と身構えた。スサノオはそんなつもりは無いと訴えるが、アマテラスは信じない。

スサノオは「ならばうけいをして互いに子を産んで証明しましょう」と言った。

 

スサノオは3柱の女神を産み、アマテラスは5柱の男神を産んだ。スサノオは「私の心が清らかだからか弱い女の子が産まれたのだ」と宣言した。

 

スサノオが産んだ三柱の女神は今、宗像宮に鎮まっている。

 

ちなみに拙ブログに時々載せている「日本神話」のあらすじ、特記がない場合は基本的に古事記をベースにしています。日本書紀では相違があることもあります。

(この部分では日本書紀では全く逆で、スサノオはあらかじめ「男神が産まれたら心が清らかな証拠だ」と宣言するも女神が産まれています)

 

f:id:karibatakurou:20190606235043j:plain

 手水舎

 

f:id:karibatakurou:20190606235154j:plain

 神門をくぐって境内へ。

 

f:id:karibatakurou:20190607000234j:plain

 拝殿は切妻が正面にくる、他には見られない構造です。昭和3年の建立だそうです。

 

f:id:karibatakurou:20190607000625j:plain

 奥の本殿、永禄9年(1566年)の建立。室町時代の末期、信長や秀吉その他諸大名が戦国の乱世に活躍していた時代ですね。

 

f:id:karibatakurou:20190607002005j:plain

 

f:id:karibatakurou:20190607002244j:plain

 

 境内から御嶽神社へ続く参道が伸びているようですが、山登りして参拝する時間も体力もないので、今回はここで引き返します。

 

施設名 宗像大社 中津宮
所在地 福岡県宗像市大島1811
電話 0940-72-2226
開園時間  
料金 拝観料無料
交通 大島港より徒歩5分

大島港までは神湊港より宗像市営渡船15~25分

☆神湊港までは
 ・JR東郷駅より神湊港まで西鉄バス約20分、
 ・天神日銀前より西鉄特急バスむなかた号で約一時間(土休のみ、神湊行き1本、天神行き2本のみの運行)
 
駐車場
(島内レンタカーあり、080-1764-2103)

 

前<<< 大島交流館

次>>> 宗像大社 中津宮 後編

 

 

≪リンク≫

 宗像観光ガイド 大島
宗像大社

温泉の話
駅弁の話