宗像大社 辺津宮 前編

宗像三女神を訪ねて 8

 

f:id:karibatakurou:20190609192118j:plain

 宗像大社参道の入り口

 

 

f:id:karibatakurou:20190609192722j:plain

 鳥居に拝礼してとおります。

 

f:id:karibatakurou:20190609192945j:plain

 観光客も多いです。

 

f:id:karibatakurou:20190609193532j:plain

 

辺津宮に祀られているのは、公式には宗像三女神の末っ子、三女のイチキシマヒメ

 これは日本書紀の本文によるものですね。古事記や、日本書紀でも別伝として収録してある一書(あるふみ)では多少の相違があっています。

古事記では辺津宮に鎮座されている三女はタキツヒメとなっています。

 

 

日本神話

 

スサノオはあまりの乱暴さに父神イザナギから勘当され、姉神アマテラスが統治する高天原に昇って行った。アマテラスは「高天原を乗っ取るつもりに違いない」と身構えた。スサノオはそんなつもりは無いと訴えるが、アマテラスは信じない。

スサノオは「ならばうけいをして互いに子を産んで証明しましょう」と言った。

 

スサノオは3柱の女神を産み、アマテラスは5柱の男神を産んだ。スサノオは「私の心が清らかだからか弱い女の子が産まれたのだ」と宣言した。

 

スサノオが産んだ三柱の女神は今、宗像宮に鎮まっている。

 

 

f:id:karibatakurou:20190609193916j:plain

 

 

f:id:karibatakurou:20190610053140j:plain

 奥へ進んで行きます。

 

f:id:karibatakurou:20190610053911j:plain

 

f:id:karibatakurou:20190610054319j:plain

 神門の手前の手水舎

 

f:id:karibatakurou:20190610054427j:plain

 ここ、手水鉢に柄杓がありません。回りのパイプから出ている水を直接すくって禊します。

 

f:id:karibatakurou:20190610055637j:plain

 神門をくぐり、境内へ

 

f:id:karibatakurou:20190610060204j:plain

 拝殿まで上屋根が続いていました。

 

拝殿は中津宮と同じように切妻が正面にくるもののようにです。

 

 

f:id:karibatakurou:20190610060552j:plain

 拝殿の奥の本殿。

 

 

f:id:karibatakurou:20190610061051j:plain

 境内の裏手には末社がずらりと並んでいます。

 

f:id:karibatakurou:20190610061552j:plain

 22の社殿に121の末社、現在の社殿は江戸時代前期にかけて整備されたそうな。

かつて宗像大社神領として統治していた地域の神社の分霊を祀ってあようですね。

 

f:id:karibatakurou:20190610064104j:plain

 

f:id:karibatakurou:20190610064224j:plain

摂末社にも大小さまざまあります。

案内板によると、中にはその由来もわからなくなってしまったものもあるそうな。 

 

f:id:karibatakurou:20190610064723j:plain

 

f:id:karibatakurou:20190610065053j:plain

 御神木の楢の木

 

f:id:karibatakurou:20190610065459j:plain

現在の本殿は天正6年(1578年)、拝殿は天正18年(1590年)の再建だそうです。秀吉や家康が第一線で活躍していたころですね。

 

 

 

施設名 宗像大社 辺津宮
所在地 福岡県宗像市田島2331 
電話 0952-62-1311
開園時間 開門 午前6時 ~ 閉門 午後五時 (正月等、特別期間は除く)
料金 拝観料無料
交通
☆JR東郷駅より西鉄バス約12分、宗像大社前下車

☆天神日銀前より西鉄特急バスむなかた号で約一時間(土休5往復、平日3往復)
 
駐車場

 

 

前<<< 宗像大社 中津宮 後編

次>>> 宗像大社 辺津宮 後編

 

 

≪リンク≫

宗像大社

 温泉の話
駅弁の話