須佐神社参詣記 6
博多から夜行バスに乗って、はるばる島根県出雲市佐田町の須佐神社までやって来ました。
鳥居に拝礼して通ります。
スサノオが八俣のおろちから救って嫁にしたクシナダヒメと、その両親のアシナヅチ・テナヅチも祀ってあります。
出雲国風土記の飯石郡(いいしのこおり)の項目に須佐郷(すさのさと)について紹介してあります。
須佐郷は郡家(郡役所)の西十九里(10.2km)にある。
神須佐能哀命(かむすさのおのみこと/スサノオ)は「この国は小さいが国としてよい所だ。だからわたしの名は木や石にはつけない(国そのものに自分の名をつける)」と言って、そこに自分の御魂を鎮められた。
そしてそこの田を大須佐田・小須佐田(おおすさだ・おすさだ)と名付けた。このため須佐というようになった。
そこには正倉(みやけ)が設置された。
スサノオが御魂を鎮められた須佐神社は、全国のスサノオを祀る神社の本宮と称しています。
手水鉢からはここも柄杓が撤去されています。
竹筒から流れ出る水を直接手で受けて禊します。
手水鉢の横にはなにやら亀の形に組んだ石の構造物
随神門をくぐります。
門の両側を御門の神、トヨイワマドとクシイワマドが守っています。
門を入って右側にある西末社
左側には東末社
西末社と東末社には祀られているのはオシホミミ・ホヒ・アマツヒコネ・イクツヒコネ・クマノクスビ・イチキシマヒメ・タキリヒメ・タギツヒメの8柱の神様だそうです。
いずれもアマテラスとスサノオの誓約(うけい)で生まれた神様ですね。
須佐神社には「七不思議」というものが伝わっているそうです。
その七不思議の案内板の横には
須佐神社の七不思議 3 塩井
スサノオがこの井戸の水でこの地を清めたそうです。
まさか、流石にそれは無いでしょう。
ちょろちょろと竹筒から流れ出る水を、ちょっと口に含んで見ました。
塩味、なのかな・・・よく分かりません。ほとんど無味のような感じ。
見た目、衛生的に飲用出来そうに無い感じなので、味見したら直ぐに吐き出しました。
ちなみにこの近くで湧き出している出雲須佐温泉は「ナトリウム‐硫酸塩・塩化物冷鉱泉」だそうです。
これだけのミネラルを含んでいれば塩味も感じるかもしれませんね。
拝殿
手を合わせます
スサノオの御魂が鎮座される本殿
施設名 | 須佐神社 |
所在地 | 島根県出雲市佐田町須佐730 |
電話 | 0853-84-0605 |
FAX | 0853-84-0605 |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 境内無料 |
交通 | ☆出雲市駅より一畑バス須佐線に乗車、終点の出雲須佐下車(本数少ないので注意) ☆出雲須佐停留所からは徒歩40分、またはタクシー利用(停留所前にスサノオタクシー営業所有、0853-84-0836) |
バリアフリー情報 | 専用駐車スペース・多目的トイレあり。拝殿前までほぼ段差無し。 |
駐車場 | 有 |
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